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家庭で一番電気を消費する家電製品が何か、答えられますか? 東京電力によると、割合の1位を占めるのは冷蔵庫。そのほかに、照明・エアコン・テレビで約4割を占めます。
効率の良い省エネ対策は、まずは電力をたくさん消費する家電を知り、冷蔵庫の開閉回数を減らしたり、エアコンの温度を適正に設定したりするなど、少しずつ無駄を省くこと。
しかし、なかなか電気の使用量を”目で見る”ことはできません。そこで今回は、家庭の省エネ大事典より「家庭で簡単に利用できるツール」を3つご紹介します。省エネと節電で、環境にもお財布にもやさしい一石二鳥のアイテムです。
省エネナビ
家全体の使用電力量・電気料金、二酸化炭素排出量をリアルタイムで知ることができるのが『省エネナビ』。
自分で決めた目標電力量や電気料金を超えると、ランプが点灯したり、音で知らせてくれたりするので、省エネのモチベーションにもなります。東京ガスやパナソニックなども製品を発売しており、ガス給湯熱源機や、インターホンのオプションとして付けることができます。
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エコワット
エコワットは簡易型の電力量表示器。コンセントに差したエコワットに、電気製品のプラグをつなぎ使用するだけで、電気使用料金が計測できます。
数千円でネットでも購入することができるため、手軽に節電と省エネの”見える可”が可能です。
ワットアワーメーター
ワットアワーメーターは手のひらサイズの高精度小型電力計。コンセントに接続されたワットアワーメーターに専用ケーブルで電気製品をつなぐだけで、消費電力を測定できます。
ボタン一つで測定している電気製品を1ヶ月使用し続けたと仮定した電気料金を即時換算、また二酸化炭素ガスの排出量も表示してくれます。(オープン価格)
まずは待機時消費電力を減らそう
スイッチをオフにしていても、プラグをコンセントに差しているだけで電力を消費する家電製品が多くあります。これを”待機時消費電力”と言います。家庭で使用する電力のうち約6%がこの待機時消費電力だそうです。
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こまめに主電源をオフにすることはもちろん大切ですが、省エネにはコンセントからプラグを抜くことも忘れてはいけません。毎回プラグを抜くのが面倒な人は、スイッチ付タップを使用してみてはいかがでしょうか。
これらの省エネツールは、自治体で無料貸し出しを行っているところも多いようです。今使用している電力量がいったいどのくらいのものなのかを実感することができ、また節電の効果が目に見えるので、エコライフが楽しくなりますね。お財布にも環境にもやさしい「目で見える省エネツール」は今後も注目です。