【アニメキャラの魅力】いざというときは「頑張る」少女！芯の強い２人目の戦士「二葉あおい」の魅力『ビビッドレッド・オペレーション』

「友情が世界を守る鍵」という触れ込みで創り出された、アニメ『ビビッドレッド・オペレーション』。可愛らしい４人の女の子たちの、友情を育む様と、世界を守る為に戦う姿が魅力的な作品です。

　普通の中学生だったのが一変、世界の命運を背負って立つという苦境に立たされながらも、それを感じさせないキャラクターたち。その内の一人である「二葉あおい」は二番目に覚醒した戦士で、主人公・あかねの親友でもあります。

　普段はおっとりとしており、戦闘には向いていないと思われる彼女。しかし、そんな事はありません！実は芯が強く、いざという時は果敢に世界の危機へ立ち向かうのです。今回は、そんなとても頼もしい仲間、「二葉あおい」を紹介します。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■真面目だけれど、ちょっと天然な御嬢さん

　あおいは非常に物腰の柔らかい性格をしています。二葉グループのご令嬢ということで、育ちが良いのです。品のある佇まいの彼女ですが、その出自故に、ちょっと周囲とズレたところが。ただ、時折魅せる天然ボケは周囲を和ませる材料にもなるのです。

　また、二葉グループの運営するショッピングモールに貢献しようと、自らマスコットキャラクターの着ぐるみを着ることも。こうした素直で優しいところが彼女の一番の魅力なのです。だからこそ、ちょっとおとぼけな一面でさえ、周囲には好印象を与え、人間関係の緩衝剤として機能するんですね。

■打ち明ける勇気、そして初ドッキング！

　病気療養の為、あかねたちのもとを離れていたあおい。彼女が戻ってくるところから物語は始まります。しかし、あかねたちが住む島に向かう道中、アローンの襲撃を受け危機に陥ってしまいます。窮地に立たされた自分を助けてくれたのは他ならぬあかね。彼女は、あおいの目の前で変身。皆を救おうとするあかねを見て、あおいも共に戦うことを決意します。この辺からも、他人を思いやる優しさが見えてきますね。

　ところがあおいも変身は出来たものの、肝心のドッキングが出来ない。あかねとあおい合体してパワーアップしなければアローンを倒せないのに。原因は二人の気持ちが通じ合っていないからだという話。そこで、あおいは、今まで黙っていた事をあかねに告白します。

　自分の過ちを正直に話すこと、それを受け入れること。字面に起すのは簡単ですが、そう上手くいかないのが世の中の常。己が秘密を人に打ち明けるというのは勇気がいります。取り分け、後ろめたい気持ちが有ればなおのこと。しかし、実際にやり遂げてしまうのが彼女らのスゴいところ。こうした素直さが、世界を救う切り札になっているのは言うまでもないですね。

■必見の８話！魅せる連携、友情、涙

　あおいを語る上で欠かせないエピソードがあります。それは第８話。あかねに対する思いやり、激しさを増す戦いへの覚悟、仲間たちとの連携プレーなど見所が沢山ある話です。アローンが強力になっていくに従い、戦いは激しさを増していきます。戦いにおいても、どこかのんびりした印象のあおい達でしたが、７・８話の戦いを境に雰囲気は変化していきます。

　戦いに改めて恐怖を覚えたあおい、それでも勇気を出して戦います。あかねの武器・ネイキッドラングに込められた、彼女の想いを汲み取り強敵に挑むのです。わかばたちと共に戦場に立つあおい、その姿からは普段のおとぼけな雰囲気が微塵も感じられません。アローン打倒の為に用意された必殺兵器を、連携プレーで叩き込むあおいたち。見事に敵を倒した後、あかねへ向けて紡がれたあおいの言葉には爽やかな感動を覚えます。

　普段は天然で、仲間内でも取り分けのんびりした印象を与えるあおい。しかし、ここぞという時には、凛とした姿を魅せてくれる格好良い一面もあります。二葉あおいは物語にアクセントを付けてくれる素敵なキャラクターなのです。


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★記者：羽野源一郎（キャラペディア公式ライター）

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