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男の子を育てていると、あまりの荒っぽさや激しさに、思わず「将来が心配……」なんて思ってしまうママは多いのではないでしょうか?
集団生活をするようになったとき、気に入らないことがあったらすぐお友達に暴力を振るったり、暴れたりするような、”すぐキレる子”にはなってほしくないですよね。
子供を“キレない子”に育てるには、どうすればいいのでしょうか?
今日は、コミュニケーションライターの黄本恵子が、男の子を将来”キレない子”に育てるために大切な3つのことについてお伝えしていきます。
■その1:どんどん「しゃべらせて」あげよう
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自分の思い通りにならなかったり、気に入らないことがあると、物や人にに激しく当たったり、大声を出したりする、いわゆる“キレる”行為は、自制心の無さが生み出しています。
子どもはそもそも自制心が無いものですし、男の子が荒っぽかったり激しかったりするのはある程度当たり前のことと言えますが、言葉を理解し話せるようになる2歳ごろからは、自制心を身に付ける“訓練”をしていくことができます。
自制心を育む上でカギとなるのが、実は“言葉”の存在。
人は、考えていることを言葉で発することによって、自分の欲求を一時的に発散させることができます。心配事やモヤモヤなどを誰かに打ち明けたら、心がスッキリしますよね。子供たちもそれは同じ。子供が言葉を発せれるようになったら、どんどんしゃべらせてあげましょう。
言葉を発せれるようになった子供が独り言を言っていたら、「うちの子大丈夫かしら?」と心配するママも多いかもしれませんが、むしろどんどんしゃべらせて、自分の感情を言葉にして出させる訓練をさせてあげましょう。
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一般的に男の子より女の子のほうが言葉が早く、よくしゃべりますが、男の子より女の子のほうが自制心が強いのは、“言葉”をよく発しているから、と言えるかもしれません。
■その2:頭ごなしに叱らず「質問」をしてあげよう
子供がイライラして暴力的な行為をしたときは、頭ごなしに叱るのではなく、ゆっくり腰をすえて向き合ってあげましょう。そして、「どうして今、物を投げたのかな?」と質問をしてあげましょう。
そして、自分の中にある思いを言葉にする練習をしてあげるのです。「おもちゃを取られて嫌だった」「ジュースをもっと飲みたかった」など、いろいろ言い分が出てくると思います。まずはその子供の言い分を聞いてあげて、「今度からは物を投げたりする前に、言葉にして伝えてみたら?」と促してあげましょう。
この訓練を積み重ねることで、自制心はかなりついてくるはずです。
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■その3:親自身が“キレない大人”になる
子供は親の姿をよく見ています。子供をキレない子にしたいなら、親自身が“キレない大人”になることも大切です。
男の子を育てていると、そのヤンチャぶりから、どうしても強くきつく叱ってしまいがちになります。キレてしまうこともあるでしょう。
でも、そこはグッと抑えて。
大声で子供に怒鳴ったりしてしまう前に、ひと呼吸おいて、冷静に話ができるように心がけましょう。
男の子はママよりパパの姿を真似したがるものですから、パパにも普段から頭ごなしに怒鳴ったりしないよう、お願いしておきたいですね。
以上、いかがでしたか?
男の子が荒っぽかったり、激しいのは、本能的な部分もあるので仕方のないことですが、自制心は親の接し方次第で育んでいくことができます。
ただし、しつけというのは時間がかかるし、時間をかけて行うものです。すぐに成果が出ないからと焦らず、親自身がじっくり腰を据えて、取り組んで行ってほしいと思います。
気長に、穏やかな気持ちで子育て楽しんでくださいね!
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【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。
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