【アニメキャラの魅力】悪魔の笑みがたまらない!クールなメガネ男子「鳳鏡夜」の魅力とは?『桜蘭高校ホスト部』

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2015年01月10日 09:30  キャラペディア

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(C)葉鳥ビスコ/白泉社
ドラマ化・映画化・アニメ化などされた人気漫画『桜蘭高校ホスト部』。ホストなのに部活という異色の組合せで人気がでました。そのホスト部の「おかあさん」で「副部長」で「店長」。クールにしているが心は熱い、素直になれないカワイイ男、それが今回ご紹介する「鳳鏡夜」です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■努力の人は、黒い策士

 元公爵家である鳳家の三男として生まれ、ホスト部部長の須王環に出会うまでは、「メリットがあるから付き合う」「三男なので後継者ではない。自分よりスペックの低い兄たちを立てる」など、己を殺して努力に努力を重ねて生きてきた鏡夜。父親の言うことをよく聞き、「成績以上の成果をあげろ」と言われれば学年首位をとり、「須王環と友達になれ」と言われればなります。「三男という枠の中での努力」「枠を超えない努力」を最大限にしていたのですね。

 鳳グループはリゾートや医療に強く、鏡夜いわく「癒し系」なのですが、お父様は「味方とは仲良くすべし、敵とはもっと仲良くすべし」という思想。声は立木文彦さんですし、黒いです。学園内でもいろいろな人の弱みをガッチリ握り、逆らうことはゆるさない鏡夜のダークさは、間違いなく父譲りですね・・・。

 当たり障りのない友情しか知らず、本当の友達などいなかった鏡夜。環と出会い、環の無限の優しさやまっすぐさに触れて親友となり、環の希望する「ホスト部」設立を手助けすることになります。

■すべては損得勘定?いいえ意外といい奴なんです

 そうはいっても染みついた言動は治りません。本当は一緒にいて楽しいからなのに「メリットがあるから付き合っている」とエゴイスティックな発言をするなど、典型的な天の邪鬼です。まあ、メリットがあることが大好きなのは事実で、その信念のためならばプライドなどなんのその。嫌な奴に媚はうるし、利用できるものは利用します。

 生徒のデータはすべて把握しており、いろいろと予測し、情報収集もかかしません。そんなわけで、環がどんなわがままを言ってもなんでも準備はばっちりなのです。環のわがままに文句を言いつつ、結局お世話を焼くところは、典型的な「振り回されたい男」でもあるのでしょう。

 ホスト部で部員達を使ってお金儲けをし、資産運用でトレーダーとして成功する鏡夜は、実家の経済危機を救うほどにビッグになります。環と知り合う前の鏡夜ならば、大切な友人との時間を「価値のないことで時間を無駄にした」という父を、その資産で救うなど考えられませんでした。詐欺に遭い困っていたおばあさんを助けるなど、正義感あふれる姿も環の影響でしょうか?

 クールでダークな見た目でありながらも、世話好きで本当は優しい鏡夜。怖いですが、ちょっとだけ叱られてみたいです(笑)。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)

(C)葉鳥ビスコ/白泉社

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