【アニメキャラの魅力】友達のために常に勉強!机くんこと優秀データマン「駒野勉」の魅力とは?『ちはやふる』

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2015年01月13日 09:30  キャラペディア

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(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
日本文化の代表格「百人一首」を身近なものにし、競技かるたを世に広めたアニメ『ちはやふる』は、瑞沢高校競技かるた部の設立から活躍までを、主人公「綾瀬千早」の成長や、恋愛問題などを描いた青春ものとしても楽しめる作品です。その説明担当、対戦校のデータを取り、相手チームの選手のキャラ説明をする大切な役割を担う男、それが“机くん”こと「駒野勉」くんです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■万年二位の常識人ミーツ、学校一の変人女

 大変偏差値が高く、どうして主人公のアホ娘「綾瀬千早」が入学できたのかわからない瑞沢呼応高。「駒野勉」くんは入学以来の学年二位。常に机にかじりついているいわゆるガリ勉です。

 「あんなにやっても、スポーツもできる一位の真島太一に勝てない」とかげ口を叩かれ(言ってるやつは更に下なのに)、「机くん」と陰口をたたかれていた駒野くんですが、「頭いい奴は、かるたが上手」という理由で競技かるた部にスカウトされます。変人で馬鹿正直な千早は、「机くん」という陰口を「あだ名」と受け取り、堂々と「机くん」を連発します。千早は「机にかじりつくこと」を悪いことだとは全く思っていません。むしろ自分ができない(落ち着きがないから)素晴らしいことだとさえ思っているのです。

 「部活なんかしていたら一位にはなれない」と思っていた机くんですが、そんな千早の説得と、「学年一位の真島太一も競技かるた部」だという事実と、太一のかるたに対する情熱に心を打たれ、入部に踏み切ります。

■「勉強しかできない」それならばそれを活かす!

 自分にできることは「勉強すること」と、一直線に「千早をクイーンにする」ため、そして「瑞沢高校競技かるた部の勝利のため」に、対戦校やデータを集め分析したり部員のデータを取り、研究します。集めるだけではなく、知識や分析力で、相手の弱点や自分たちの弱点、そして対抗策を生み出し、高校から始めたにもかかわらず、2年時ではB級選手へと成長します。

 「このままでは勝つのは難しい」と感じると、後輩の筑波秋博に選手枠を譲り、自分はデータ収集に集中するなど、「瑞沢高校が勝つ」ことにストイックに挑みます。「初期メンバーで戦いたい」と望んでいる他部員とぶつかる時もありましたが、「自分たちが卒業してもいつまでもかるた部が続いてほしい」という、彼の犠牲も含んだ情熱には心打たれるものがありました。

 時には成績を落としながら(と言っても5位ですが・・・)勉強よりも大切なものを見つけた机くん。漠然と戦うのではなく「自分にだって負けたくない」と明確な目標を持って挑む彼の精神力には見習うものがあります。


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★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)

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