NEWS加藤の小説『ピンクとグレー』を行定勲が映画化、出演に中島裕翔、菅田将暉ら

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2015年01月14日 10:10  CINRA.NET

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上段左から時計回りに、菅田将暉、夏帆、柳楽優弥、岸井ゆきの ©2015『ピンクとグレー』製作委員会
加藤シゲアキ(NEWS)の小説『ピンクとグレー』が、映画化されることがわかった。

『ピンクとグレー』は、2012年に刊行された加藤の処女作。売れない俳優の河田大貴と、大貴の親友で人気俳優の白木蓮吾の友情や葛藤、白木の死などを描いた芸能界が舞台の青春物語になっている。映画版では、原作を大きくアレンジし、小説では描かれなかったエピソードも盛り込まれるという。

友人の成功を目の当たりにして葛藤する主人公の河田を演じるのは、同作で映画初出演を果たす中島裕翔(Hey! Say! JUMP)。さらに、菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥がキャストに名を連ねている。監督は行定勲、脚本は『まほろば』で『第53回岸田國士戯曲賞』を受賞した劇作家、演出家の蓬莱竜太(劇団モダンスイマーズ)が手掛ける。なお、本編の撮影は1月中旬からスタートし、公開は2016年を予定している。

【中島裕翔のコメント】
映画に初出演であると同時に初主演を務めさせていただくということで、全く実感が湧かずどこか他人事の様に驚いています。
行定監督の作品は好きな作品ばかりで、ご一緒できるのはすごく嬉しいです。
周りの出演者の方々もお芝居がとてつもなく上手な方ばかりなので、飲み込まれないようにしっかりと自分の力を発揮し、あくまでも楽しんで今まで見せてこなかった顔を出せていければと思います。

【菅田将暉のコメント】
面白いぐっちゃぐちゃな脚本、面白い一度参加してみたかった行定組、面白い過去お世話になったスタッフさん方と、面白い脇汗だくだくの本読みを経て、今面白いモノを期待せざるを得ません。心拍数上がりっぱなしです。俳優部として真摯に阿呆な様を貫いて演じ生きたいと思います。

【夏帆のコメント】
脚本を読んでから、早く撮影が始まってほしい、とずっとうずうずしていました。
いつかご一緒したいと思っていた行定監督の演出を受けられるなんて、胸が高鳴っています。普段は人様にみせることのない、自分の隠しているものを、ひっぱりだして、どれだけさらけだせるか、年明け早々、最大の挑戦になりそうです。

【岸井ゆきののコメント】
ハッとするような展開。脚本を読んでそう思いました。
『ピンクとグレー』に参加できることを光栄に思います。
そして撮影を前にワクワクしています。完成を楽しみにしていてください!

【柳楽優弥のコメント】
生々しく説得力ある原作に完全に引き込まれました。
今回、行定監督の元で『ピンクとグレー』という作品に参加出来る事はとても幸せです。
自分が演じる役に対して誠意を持って挑みたいと思います。

【行定勲監督のコメント】
久しぶりの青春映画に熱くなってます。
原作小説を読んで才能の有無に翻弄されることの残酷さと、それを認めながらも抗う主人公が他人事とは思えませんでした。
青春の真っ直ぐな部分と複雑にねじ曲がった部分を見事に織り成した小説家、加藤シゲアキ氏の処女作を演出させて頂くことは楽しみであり、責任も感じています。
素晴らしい若手の俳優たちが揃いました。
主演の中島裕翔君は清潔さと品の良さを感じさせる人です。
まだ未完成な彼の奥底にある新しい顔を期待しつつ、どんな風に彼をいじめ抜けるかが鍵だと思っています。
楽しみです。
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