ビスコッティが誇る世界の歌姫。ミルヒオーレの直属親衛隊、その隊長である「エクレール・マルティノッジ」を紹介します。大人しそうな垂れ耳とは印象の真逆な活発系少女。男っぽい口調もそれはそれで良し!人はツンデレと言いますが、誤用も甚だしい気がします。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■武術の腕はピカイチ!頼れる親衛隊長!
戦闘スタイルは二つの短剣を同時に操る二刀流。また短剣から衝撃波を飛ばす紋章術も使う事ができ、短剣以外の武器も器用に操ります。こと戦闘能力に関しては、シンクと互角かそれ以上で、戦場では肩を並べて戦う事も多いです。一般兵程度では相手にならず、取り囲んだところで、けものだまを量産するだけになってしまいます。
それだけの強さを持って尚、真面目な彼女は慢心する事無く訓練を欠かす事はありません。強さのみならず、その姿勢こそが彼女の有望さの証明であり、若干十四歳にして騎士団長という大任を任せられる理由なのでしょう。ただ、時折油断によってサービスカットを提供してしまう事も・・・。まぁ、そこは完璧すぎては面白くないと言う事で。
■素直になれないお年頃。そんな時には尻尾を見よ!
普段は男っぽい口調で色気など全くなく、シンクに突っかかってばかりのエクレさん。しかし、それもしょうがない事なのです。真面目が行き過ぎて石頭と言っても過言ではない彼女、同い年の男の子にどう接していいのかわからないだけなのです。別にシンクを嫌っているわけではありません。むしろ愛の証なのです。遠慮無く攻撃的ツッコミを入れるのは、彼女が心を許していると言う証拠なのですね、多分。
素直になれないエクレさんの本心を知る為には、尻尾を見ればいいとシンクは語ります。曰く、感情が全部尻尾にモロに出るのだと。もし口では否定的な事を言っていたとしても、尻尾がぱたぱたと振れていれば、それは喜んでいるサインなのです。注意して見ましょう。
■実は繊細なんです
さて、上記のように非常にサバサバした性格に見えるエクレさん。しかし実際は実に繊細な心の持ち主なのです。乙女心ってフクザツ。
はじめてのチュウの際には、動揺してかなりウダウダ悩んでシンクを変に意識してしまい、紆余曲折あった後に友人達からの叱咤激励でようやっと立ち直ったり、一期の最後でシンクが地球に戻って二度と戻れないと知った時には、めそめそ泣いて(目の下が赤くなっていた事から推測)いたり、何とも女の子らしいじゃないですか。普段が普段だけにそのギャップが更に魅力を引き立てますね!
普段の姿は、もしかすると本当は弱い自分の心を守り、隠す為のペルソナなのかもしれません。その少女らしい弱さを守ってあげられるような男になりたいものです。
■垂れ耳ちゃん
全国民が犬耳・犬尻尾で構成されているビスコッティですが、その中にあっても垂れ耳は割とレアらしく、レオンミシェリ閣下や敵の兵士からも『垂れ耳』と呼ばれています。『垂れ耳』がエクレを指す異名のような扱いができる、それだけでエクレと認識できると言う事は、それだけレアだと言うことでしょう。垂れ耳は希少価値でありステータスなのですね。メインキャラですとエクレしかいないんですよね。まぁ、キャラデザイン的にシルエットが被るとアレなので・・・、という理由もあるのでしょうか・・・。
素直になれない親衛隊長、その心を溶かすのは我等がビスコッティの勇者様に任せて、我々はゆっくりじっくり、ニヤニヤとその様子を眺める事に致しましょう。
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★記者:諸葛均(キャラペディア公式ライター)
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