拷問器具から史料まで揃う『魔女の秘密展』、火あぶりの疑似体験コーナーも

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2015年01月27日 12:20  CINRA.NET

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シュパンゲンベルク・グスタフ=アドルフ『ワルプルギスの夜』1862年 ハンブルク市立美術館(ドイツ) ©Hamburger Kunsthalle /bpk Photo: Elke Walford
魔女の魅力と歴史に迫る展覧会『魔女の秘密展 ベールに包まれた美と異端の真実』が、3月7日から大阪文化館・天保山で開催される。

同展は、悪魔と契約を交わし、超自然的な力を持つ者としてヨーロッパで古くから信じられてきた魔女をテーマに掲げる展覧会。ドイツのプファルツ歴史博物館、ローテンブルク中世犯罪博物館や、オーストリア、フランスの美術館、博物館などが収蔵する約100点を通して、魔女の存在を多角的に紹介する。

会場では、魔女の会合である「ワルプルギスの夜」を描いた作品を含む魔女がモチーフの絵画や、日本初公開となる史料も展示。また、15世紀から17世紀にかけて民衆が魔女に仕立て上げられて迫害された「魔女狩り」に関連する書物や、魔女だと自白させるために使用された拷問器具なども出展されるほか、「魔女裁判」の際に行われた「火あぶりの刑」を体験できるメディアインスタレーションも登場する。

さらに、特別展示「現代日本人作家が描く『魔女』」のコーナーには安野モヨコ、真島ヒロ、吉河美希、渡辺航、石川雅之、石塚千尋、水薙竜が参加。安野、真島、吉河、渡辺は魔女をテーマにした描き下ろしのイラストを出展する。なお同展は、大阪会場の会期終了後、新潟、名古屋、浜松、広島、東京、福岡を巡回する予定だ。

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