今回紹介するのは、サバゲ(サバイバルゲーム)をする部活動を描いた(実際には真面目にサバゲをする描写は少ないのですが)『さばげぶっ!』の主人公、「園川モモカ」(そのかわももか)です。かわいいかと思いきや実は・・・。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■射撃の腕前は一流
無理やりサバイバルゲーム部、通称「サバゲ部」に入部させられた園川モモカ。銃を買いに行ったときの初めてのバトルで、彼女はいきなりその実力を見せつけます。それは鳳美煌(おおとりみおう)に、「おまえはサバゲの申し子だ」と言わせたほど。また、「妄想」に付き合っている点で、実は結構、彼女自身もサバゲが好きなのかもしれません。
■実は腹黒・ドS!
モモカは親が転勤族で、転校を繰り返しています。転校には慣れているようで、教室ではかわいく振る舞っているようですが、実はそれは表の姿。本当は超がつくほど、腹黒・ドS!地球は自分を中心に回っていると考えているようです。果たしてこれは魅力といって良いのでしょうか・・・?いや、この性格に撃ち抜かれた人たちもいるのです。それがメインキャラクターの一人、春日野うらら(かすがのうらら)と、有名ゲーマー、からあげ☆レモン。彼・彼女はモモカにぞっこんです。彼女は的だけでなく、人の心も撃ち抜くことに長けているようですね。
■実は結構サバゲ部が好き?
教室では、努めて普通に振る舞っているモモカ。しかしサバゲ部では、素の自分を出しています。また、嫌そうにしながらも、部活には真面目に参加しています。サバゲ部は彼女にとって居心地がよく、転校を繰り返してきた彼女が、初めて発見した貴重な場所なのかもしれません。
■実は熱い心を秘めている
初めてガンを手にし、的を撃ち抜いたとき、「脳が痺れた・・・」とモモカは感じます。最終回の「国家サバゲ部」との戦いで、彼女は最後にサバゲ部の皆と共に戦いながら、「楽しい!」とはっきり口にします。ドSな彼女も魅力的ですが、皆との友情を感じ、一緒になって戦う最終回(それがたとえ「妄想」であっても!)は、モモカの本当の気持ちを感じることが出来る回でもあったと思うのです。
サバゲ部を通じて、いろいろな姿を見せてくれる園川モモカ。『さばげぶっ!』を見て、モモカの魅力、そしてサバゲの魅力(このアニメを見て私もサバゲがやりたくなりました)を、是非感じてみてください。モモカ、そして『さばげぶっ!』の魅力が少しでも伝われば幸いです。
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★記者:古戸ケイ(キャラペディア公式ライター)
(C)松本ひで吉・講談社/「さばげぶっ!」製作委員会