【アニメキャラの魅力】誠実で不器用な数学の学院生！眼鏡インテリ男子「ケント」の魅力とは？『AMNESIA』

『AMNESIA』は、記憶を失くした少女がパラレルワールドの中で、大切な人と関わりながら自分の記憶を取り戻していくという物語です。乙女ゲームとして発売された『AMNESIA』は、その独特な世界観と魅力的な登場人物たちによって絶大な人気を得て、アニメ化やミュージカル化など、更なるファンを増やしました。今回は『AMNESIA』のキャラクターの中で、不器用ながらももっとも誠実で大事にしてくれる「ケント」の魅力についてスポットライトをあてていきたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■誠実でバカがつくほど真面目

　ケントは『AMNESIA』の中で、主人公に対してもっとも誠実で真面目な態度で接してくれます。普段の言動からも面白いくらいに真面目な性格が、その理論的な話し方などでひしひしと伝わってきます。彼の不器用さから、最初は勘違いをしてしまいがちですが、後々彼の冷たいと思っていた態度は“主人公を大事に思うが故”なのだなと気付かされます。そこがツンデレ好きにはたまらないツボなのです。例えば、主人公になかなか触れてこない理由は、まだ自分たちがその段階ではなく彼女を傷つけたくないという思いで自制をしてくれているから。しかし、内心は触れたくて仕方がないと、赤面しながら本音を伝えてくるデレぶりには、こっちが押し倒してしまいたくなります（笑）。

■ずれ加減がハンパなくって面白い

　ケントは頭が良すぎて、普通の人と色々なことがずれています。主人公を喜ばせるために数学の問題集を渡してきたり、デートをすることをただ単に一緒に歩くだけだと勘違いしていたり、両親を、母上、父上、と呼ぶことになんの疑問も持っていなかったりと、そのずれ加減に毎回驚かされます。しかし、そのずれ加減が、彼の生真面目すぎる性格をやわらかくしてくれる長所でもあると思うのでかなり大事です。堅物なだけの男なんてつまらないですからね。

■いちいち反応が初々しい

　そんな反応をされると逆に照れてしまうよと、ツッコミを入れたくなるほどに初々しい反応を見せてくれるケント。いちいち『手を繋いでいい？』や『キスしてもいい？』などと聞いてくるのは、彼の不安と欲望の葛藤を垣間見ているようで、かなりツボだったりします。そして、なにより手を繋ぐという行為だけでかなり頑張ってしまうケントも可愛いですし、初キスに失敗してしまうという初々しいシーンも、恋に不慣れな彼の最大の見せ場だと思います。

■自分の将来よりも彼女を優先出来る

　特にケントの話で印象深かったのが、自分の将来がかかった大事な学会よりも、事故で病院に運ばれた主人公を優先してしまうというシーンです。生活の一部が数学と化している数学バカのケントにとっては、かなり大事な学会だったはずなのに、迷わず主人公のもとへ駆けつけてしまうケントの主人公を想う愛情の深さには、とても感動させられました。それほどまでに愛されるって羨ましすぎます。

　誠実で優しく、しかもこんなに溺愛されているのですから、一生幸せにしてもらえること間違いなしです！真面目で誠実で優しく、かなりふつうの人とずれた感性を持っているケント。今後も『AMNESIA』での彼の活躍を期待しています。


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★記者：チェブ（キャラペディア公式ライター）

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