オル太『ヘビの渦』展、都市に生きる人間存在の危うさを象徴するインスタレーション

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2015年02月06日 12:20  CINRA.NET

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電波の礎(部分)2014 ©OLTA
オル太の展覧会『ヘビの渦』が、本日2月6日から東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催されている。

オル太は、1980年代に生まれた多摩美術大学卒業生7人で構成されるアーティスト集団。日本の伝統的な風習や現代のサブカルチャーなど、風土に染み付いた感性と記憶からインスピレーションを得て、絵画、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどの幅広い作品を発表し、2011年には『岡本太郎現代芸術賞』岡本太郎賞を受賞している。

同展では、都市における人間存在の危うさを象徴することを目的に、「思考停止」や「機能不全」に陥った状態を「脳死した都市」として形象化したインスタレーションを発表。2月28日には、1960年代から1970年代初頭に活動した前衛アート集団「ゼロ次元」の加藤好弘とオル太とのトークセッションも行われる。
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