【アニメキャラの魅力】記憶を失い異世界に迷い込んだ青年「音無結弦」とは?『Angel Beats!』

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2015年02月08日 10:40  キャラペディア

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(C)VisualArts/Key (C)VisualArts/Key/Angel Beats! Project
死後の世界に迷い込み自分が何者なのか思い出せずにいた「音無結弦」。“死んだ世界戦線”のリーダーである「仲村ゆり」と出会い、ここが死後の世界であることを告げられますが、当然すぐには受け入れられずに混乱してしまいます。(死後の世界なら)死なないことを証明してみろと、敵対していた「立華かなで」にあっけなく刺されてしまいますが、目が覚めた時に脇に置いてあったのは血まみれのワイシャツ。そしてここが死後の世界で、痛みを味わうものの決して死ぬことがない事を理解します。

 そこで、この世界の事情を知る“死んだ世界戦線”に身を寄せ、神への抵抗と称して様々な困難やトラブルに巻き込まれていく事になります。今回は、そんな世界で繰り広げられる物語の主人公「音無結弦」について紹介してみたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■戦隊瓦解のピンチを救う

 死後の世界での生徒会副会長「直井文人」の暴走により、“死んだ世界戦線”のメンバーはことごとくやられてしまい、その光景を見た音無は愕然とします。直井はそれを神の行為として正当化し、「安らぎを与えよう」と催眠術を駆使して成仏させようとしますが、音無がそれを阻止し、「お前の人生も本物だったんじゃないのか」と直井を戒めます。生前、誰にもその存在を認めてもらえなかった直井にとって、音無の言葉は自身の存在を初めて認めてもらえたことになり、以後戦線のメンバーとして、音無の為に尽力する事となります。

■失われた記憶

 戦線に加わった直井の催眠術により、音無は失われた記憶の大部分を思い出します。生前は、病気で長い療養生活を送る妹のために、毎日バイトに明け暮れる生活を送っていました。しかし、妹の死により、妹の喜ぶ笑顔を見る事こそ、自身の生きる目的だったのだと気付かされます。そして、医者になるという新たな目標を持った音無ですが、その受験に向かう途中で電車事故に遭ってしまい、志半ばで死ぬ事となります・・・。記憶を取り戻したことで、ひどく落胆してしまう音無でしたが、このままでは死にきれないと、改めて自身の運命に立ち向かう決意を固めるのです。

■かなでへの想い

 とあるミッションにおいて、音無はかなでを救うことになるのですが、常に孤独でいる彼女に対する想いは、だんだんと一人の女性への愛情へと変わっていきます。そして、彼女の目的(の一つ)でもある、この世界にいる人間が無事に卒業(=成仏)していけるよう、彼女に協力するようになります。最後のミッションを終えたあと、それぞれが新しい旅立ちをしていく中で、音無はかなでへの想いを告げるのです。

■そして・・・

 物語の最後の描写には、かなでが旅立ってしまった後に、彼がかなでの後を追って行くパターン、そして一人その世界に残り、再びかなでの魂との再会を待ち続けるパターンの二通りがあります。前者の彼は、生まれ変わった彼女との再会を果たすシーンがあるのですが、一方で、この世界に残った後者の彼が、かつてこの世界で同様に愛を知り、待ち焦がれた果てにNPCと化してしまった者と同じような運命を辿らないことを祈るばかりです。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:もんきち(キャラペディア公式ライター)

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