2月から3月にかけて、体調が不安定な人が増えています。株式会社ネオマーケティングによる「春の不調」調査(※1)によれば、20代から40代の男女約70%が不調を感じ、男女比では女性に高い傾向です。筆者の周囲でも「春はいつも不調」と訴える人が年々増えていて、そのタイプは「なんとなく…」。
この時期は仕方ないと諦めたりせず、心理と色彩というポイントから向き合ってみませんか?
■ 「現状」をイメージ
新たなことに対応が出来にくい、反応も鈍るという不調は、エンジンが掛かりにくい車に例えるとイメージしやすいです。
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人も車も年齢を重ねる(経年変化)と、ケアの必要性が高まることが分かります。
■ 「色」に出にけり…
不調は「暗い灰みの・陰気な重い・固い」といったダークグレイッシュ・トーン(※2) に位置する色としても感じられるのではないでしょうか。身体感覚が不安定な時、違和感のある色として表情にも現れます。仕事の先輩や母親に、このような時期をどう克服してきたかを聞いてみると、良いアドバイスや人生の経験値や生活の知恵がサポートしてくれるでしょう。カウンセラーに話を聴いてもらうことも心がスッキリとします。
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■ ただいま調整中
春は変化するものに対して昇華しきれない自身の想いや、周囲の環境や人間関係に躍動感が現れたものの、対応が出来ていない時期です。春の不調とは学校や仕事での環境変化、責任が重くなるなどの精神的プレッシャーも関係し、身体感覚が教えてくれる、リスタート直前の合図なのです。新しい季節への助走には思いのほか長い時間を要しますが、心とからだの共鳴が上手く行くようになれば、春の不調から自然と脱することが出来ます。
春の体調不良はマイナス要素だけではなく、冬に比べて感性や感覚が敏感になり、活発モードへと移行しているということ。冬から春へ毎年きちんと向き合えば、花咲かせる桜のように、その人の内面・外面を彩る個性にも変えていくことが出来るでしょう!
[執筆:桜井まどか(美エイジング(R)心理カウンセラー), 2015年2月10日]
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【参考】
※1. 『マイナビウーマン』「春に『不調』を感じている人が7割 〜ネオマーケティング調べ〜」2014年4月17日
※2. 『irouge』ダークグレイッシュ・トーンの色見本7
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