2000年に放送されたアニメ『あずまんが大王』は、女子高生の一風変わった日常の会話ややりとりが見所の作品。ほのぼの系コメディアニメでありながら萌え要素をふんだんに取り入れ、多くの反響を呼んだ作品です。ほとんどのキャラクターは女子高生ですが、小学校から飛び級で編入してきた天才少女なども登場します。
今回ご紹介する、普通の女子高生「春日歩」は、大阪から転入してきた転校生。大阪から転校してきた為、「大阪」の通称が定着し本名で呼ばれない・・・そんな「春日歩」の魅力をお届けしたいと思います。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■独特な『大阪さん弁』
話す言葉のなまりが近畿方言のいずれとも少し異なる独特な話口調は、見てる人を和ませます。その独特な口調から、『大阪さん弁』と呼ばれ親しまれています。性格ものんびりしておりいつもボーっとしている為、見ているだけでのんびりとした気持ちになれるでしょう。
■周りを和ませるほんわかムード。
いつもおっとりマイペースな「春日歩」は、周りを巻き込みのんびりするシーンがあります。その独特の空気感には癒し効果絶大。しかし、だいぶマイペースな為、テスト時間内に答案用紙に書ききれず、点数がとれないことも・・・。その為か勉強は苦手で、「春日歩」「滝野智」「神楽」の三人組でボンクラーズと呼ばれています。
■独特なくしゃみや観点、発想。
花粉症でくしゃみをするシーンがあるのですが、彼女は「へーちょ」というとても独特なくしゃみをします。発想や着眼点も独特である為、突拍子もない言動をとることがあり、その為、美浜ちよのおさげに関する変わった夢を見ることも。パンツの数え方に疑問を持ったことから、拳銃も同じ数え方をすると言われ「パンツと拳銃に関係が・・・?」など、不思議な思考回路になることも多いです。
■名言の数々。
「へーちょ」や「あんな問題では私の知性はわからへんねん。」など、名(迷)言も多い「春日歩」。元が四コマのギャグマンガなので、名言は数えきれないほどあり、名言だけで本が一冊作れそうな作品ですが、「春日歩」の名言は独特ななまりがあるので、他キャラクターのそれよりもインパクトが強いように思います。「この予告があずまんが王子なんや」など、ちょっと納得してしまうような名言も。
独特な口調やくしゃみや発想や観点をもつ「春日歩」。個性的で癒し系。不思議で愉快な彼女の魅力を、よりたくさんの人に気付いて、そして新たな魅力を発見してもらえたら嬉しいです。
【最新ランキング】アニメファンが選んだ 次週以降も観続けたい2015年冬アニメ TOP20!【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:ゆかさん(キャラペディア公式ライター)
(C)あずまきよひこ・メディアワークス/あずまんが大王製作委員会