【アニメキャラの魅力】コミュニケーション下手だけど成績優秀な怪物くん「吉田春」の魅力とは?『となりの怪物くん』

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2015年02月12日 09:30  キャラペディア

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(C)ろびこ・講談社/「となりの怪物くん」製作委員会
夢は年収一千万円。微分積分にしか興味のない女子高生らしからぬガリ勉娘「水谷雫」。ドライアイスの異名を持つほど、勉強以外に関しては無関心な雫ですが、入学初日から停学となった超問題児に、ひょんなことからプリントを届けに行くことに・・・。その瞬間から、彼女の日常は大きく変わり始めます。そんな超問題児、そしてタイトルの「怪物くん」に当たる少年こそが、今回ご紹介する「吉田春」です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■素行不良な成績優良者

 入学初日から問題を起こして停学になる程に素行の悪い春。しかしその成績は、ガリ勉娘雫を差し置いて学年一位と大変優秀です。中学も私立の名門海明学院に通っていました。しかし、そこで起こした問題によって地元の中学へ転入。更にそこでも停学となりそのまま卒業・・・と、優秀な成績に見合わず数々の問題を起こしています。

 幼い頃から天才肌だった彼に、父をはじめ、たくさんの人間から期待され続け育った春。そんな状態を重荷に感じ、結果自分を特別扱いする環境へのストレスと逃避から、数々の問題を起こすようになっていきます。なまじ成績が良い分、周りの人間も彼をどう扱えば良いのかわからず、それがますます春の心に暗い影を落としているようです。

■雫との出会い、そして恋

 入学以来不登校の春に、雫がプリントを届けたことが切っ掛けで、春は雫に懐くことになります。最初は母に甘える子供のように、純粋に雫に懐いていた春でしたが、徐々に彼女への恋心を自覚していきます。だんだん雫を自分の物だけにしたいと思うようになり、積極的にアプローチをかけていきますが、如何せん人と関わったことが極端に少ない彼は空回りばかり。雫を怒らせたり、泣かせてしまったりすることが多く、更にはその原因が自分では理解できないという、なんとももどかしい様子が目立ちます。春の周囲に、彼に対して物怖じしない人間が増えてきてから、徐々に暴走気味だった彼の言動も落ち着いてきますが、それでも突拍子もないことをしはじめないかと、ついハラハラしてしまいます。

■兄に元同級生。春の天敵たち

 育ってきた環境が災いしてか、人間付き合いが極端に下手な春。中でも特に彼にとって厄介な存在が兄優山と元同級生、山口賢二(通称ヤマケン)です。優山とは昔は仲のいい兄弟でしたが、家庭事情から今や兄弟仲は最悪。彼が雫に近づくことを、極端に嫌います。

 幼等部から中等部の途中まで同級生だったヤマケンは、昔は「友達」と上手く言い包められ金銭をせびられつつも、そこまで険悪な関係ではありませんでした。しかし春が雫への恋心を自覚し、ヤマケンが雫にちょっかいをかけるようになってからは、非常に彼を警戒するようになっています。

 目立つルックスとその素行から、周りに人が寄ってこない日々を送ってきた春。しかし、本当は純粋すぎる心を持っており、友達を作ろうとしては空回り、また人が遠ざかっていく・・・そんなことを繰り返していた春。そして、彼と同じように人と関わることを苦手としている雫との甘酸っぱい恋模様、是非ご覧になってみてください。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:柊723(キャラペディア公式ライター)

(C)ろびこ・講談社/「となりの怪物くん」製作委員会

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