【アニメキャラの魅力】打たれ強さは作品随一!悪一文字を背負う男「相楽左之助」の魅力とは?『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

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2015年02月16日 09:40  キャラペディア

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(C)和月伸宏/集英社・フジテレビ・アニプレックス
「相楽左之助」は、東京では知らない者はいないと言われた喧嘩屋で、依頼された喧嘩は面白いかどうかという一点で、決めてきたといいます。そして、剣心に出会うまで負け知らずという実績もありました。その相棒とも言うべき武器は、戦国時代の骨董品「斬馬刀」です。本人曰く、全然手入れが行き届いていないから斬ることはできないが、なぎ払ったり叩き潰したりできるといっています。が、並大抵の力では振り回すことなどできません。それをいとも簡単に振り回せる怪力がスゴイ。

 そして、彼の一番のウリはなんといっても打たれ強さで、一撃必殺の剣心の技をまともに受けても倒れないほど。その心のうちには、絶対に負けない、何者にも屈しないという強い意志が現れています。今回は、そんな「相楽左之助」の魅力に迫っていきたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■剣心との出会い

 剣心と出会いその勝負の中で、左之助は自身が喧嘩に任せて実は何もしてこなかったのだと思い知らされます。形だけの明治維新は終わりましたが、その裏でまだまだ苦しんでいる人達がいると諭され、初めて完敗を認めます。その後は剣心の友人として、様々な事件で剣心と共に戦うことに。

 剣心が京都に行くときに置いて行かれたことを、足手まといにされたと受け止め、現地で再開した時には剣心にキツい一発でお返しします。共に戦う中で、改めて頼りになる男だと、共に戦う友として剣心に認識させることになるのです。

■食い逃げの常習犯!?

 牛鍋屋「赤べこ」の常連客ではあるが、お勘定を払ったことは一度もなく、店主の妙さんも店を出て行ってからお勘定をもらっていないとポツリいうだけ。次の来店でも特に何か言うところを見たことがありません。顔が通っているということもありますが、本人はツケだと一点張り。そんな豪放磊落な性格を慕ってか、何人かの子分を引き連れて生活しています。

■理想に散った恩人を想う

 左之助は元赤報隊の準隊士で、隊長である相良総三を慕っていました。そして「平等な世の中になったら自分の姓を相良にしたい」と隊長に告げます。幕末の混乱の中で、偽官軍の汚名を着せられた赤報隊は瓦解してしまいますが、準隊士であった左之助は、最後の出頭に同行できなかったため、隊長の最後を無残な形で見届けることになり、明治になった今でも新政府を強く憎むように。そしてそれ以上に、大切な人の力になれなかった自分が許せないと、強くなりたい想いが増し、喧嘩の日々に明け暮れていくことになります。

■悪一文字を背負って

 左之助は、権力を笠に着てやりたいようにしている連中が許せません。そのため、例えどのような仕打ちを受けようとも曲げることなく、汚い権力に立ち向かっていくその姿には、彼の信念の強さがうかがえます。「本当の悪一文字はお主のような輩が背負うべき」と剣心も漏らしたほど、その頃の政界には汚職が蔓延していましたが、左之助自身はトレードマークのような愛着があるようで、今更外す気はないようです。

 左之助も、剣心と同じく強い信念の下で生きている人間ですが、時にその奔放な行動のために厄介払いのような扱いを受けることもあります。しかし、左之助の持つ強い意志と絶対に己を曲げない強い心には、学ぶべきところもたくさんあると思います。まだ観た事の無いという方は、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:もんきち(キャラペディア公式ライター)

(C)和月伸宏/集英社・フジテレビ・アニプレックス

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  • 権力を傘にして…笠に着て…かな…
    • イイネ!10
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