「もやもや」する肖像をニットで表現、木住野彰悟の展覧会『it knit』

木住野彰悟による展覧会『Shogo Kishino exhibition“it knit”』が2月20日から東京・原宿のROCKETで開催される。

アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動し、2013年に『カンヌライオンズ国際クリエイティブフェスティバル』デザイン部門でゴールド賞を受賞した木住野彰悟。「it knit」は、木住野が「物」と「ビジュアルデザイン」の接点を探り出して制作したオリジナルファッションブランドで、肖像画をモザイク化し、具体的なイメージが浮かぶ直前の「もやもや」した状態をニット素材の洋服を使って表現している。

『Shogo Kishino exhibition“it knit”』では、it knitの洋服がグラフィック作品とともに展示販売される。会期中は、SNSのプロフィールなどに使えるモザイク自画像を無料で作ることができるイベントも開催されるほか、後日精度の高い処理を施した画像をオリジナル額装に仕上げるオーダーも有料で受け付ける。

なお、関連イベントとして、2月20日から東京・原宿のkapok東京フラッグシップストアにit knitのポップアップストアがオープンする。また、同日にはROCKETとkapokで同時にオープニングパーティーが開催される。