開盟学園高等学校に通い、「スケット団」に所属する通称・スイッチこと「笛吹和義」。彼のコミュニケーションの取り方は今までに類を見ないやり方です。そんな彼の特殊な魅力についてご紹介致します。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■黒髪・メガネの好青年
スイッチの外見は黒髪でメガネをかけており、スケット団の中で唯一キチンと制服を着ている人物です。しかし、彼は自分の口で言葉を発しません。その代わり、常に肩から吊り下げているパソコンの合成音声ソフトを使い、周りの人たちとコミュニケーションを取っています。
■実はオタクな情報通
スケット団の情報収集係として様々な情報源を持っているスイッチ。その大半はオタクの友人たちからの情報です。情報を提供してもらう代わりに、限定物のフィギュアやアニメコレクションを提供するなど、貴重な情報源維持にも抜かりはありません。アニメに関しては、評論家もビックリなくらいに作品を細かく見ているようで、その知識をボッスン達に披露するものの、二人は興味があまり無いので大体スルーされます・・・。
そして、その情報をボッスンやヒメコに披露する際は「さすがスイッチのコーナー」という名目で勿体付けて話します。そこで大概ヒメコにツッコまれますが、本人はツッコまれたい様子なので満足なのでしょう(笑)。アニメ版では、声優さんのネタをちょいちょい入れてきます。声優が杉田智和さんなので納得ですが(笑)。
また、ボッスン程ではないですが手先が器用なので、自分で発明品を作ることもあります。ただ、矛先が若干特殊なようで、熱い物をフーフーしてくれるだけの美少女人形(首から上だけ)や、威力がハンパないクラッカー等・・・。一見ガラクタに見えるような物でも、スケット団にかかれば人助けの道具になるから不思議です。
■実は弟がいた
スイッチには弟がおり、合成音声ソフトも実は弟が(ほとんど)作ったソフトです。幼馴染の沙羽を狙うストーカーに対してスイッチが勘違いさせる発言をした事で、弟は殺されてしまうことになります。自分が喋った事が弟を死なせてしまった原因と感じたスイッチは、その日から話す事を止めてしまい、自室からも出なくなってしまうのです。
そんなスイッチを救ったのがボッスンでした。ボッスンが粘り強くスイッチを説得し、最後は殴り合いの喧嘩をした事で、スイッチは弟の死から一歩踏み出す事が出来たと同時に、ボッスンに対して強い信頼を抱くようになります。
そのやり取りがとても素敵で、解決の仕方も男の子らしいですよね。そんなスイッチに想いを寄せる人物がいますが、スイッチ相手の恋愛だと相当骨が折れるかもしれませんね。
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★記者:Kiki(キャラペディア公式ライター)
(C)篠原健太/集英社・開盟学園生活支援部・テレビ東京