大竹しのぶ×三浦春馬でテネシー・ウィリアムズ戯曲に挑む『地獄のオルフェウス』

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2015年02月24日 10:10  CINRA.NET

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左から大竹しのぶ、三浦春馬
舞台『地獄のオルフェウス』が、5月7日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

同作は、『欲望という名の電車』などで知られるアメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズが、1940年に初演された『天使のたたかい』を自ら17年間かけて改訂し、1957年に発表した戯曲。偏見と慣習に囚われた小さなコミュニティーで愛のない結婚をし、淡々と生きる女性レイディ・トーランスの前に青年・ヴァルが現れ、彼の存在によって徐々に人々の欲望が触発されていく様を描く。

主人公のレイディ・トーランスを演じるのは大竹しのぶ。閉鎖的なコミュニティーで違和感を放つ青年・ヴァルを、同作でストレートプレイに初挑戦する三浦春馬が演じる。演出を手掛けるのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどで数多くの作品を手掛けるイギリス人演出家のフィリップ・ブリーン。なお同作は大阪での上演も予定されている。東京公演のチケットは3月28日から一般発売がスタートする。

■大竹しのぶのコメント
身も心も焼けつくようなテネシー・ウィリアムズの世界にまたいける喜びに溢れています。
初めての演出家のフィリップ・ブリーンさんが、どんな風に私達をその世界に連れていってくれるのか、とても楽しみです。
また、初めての三浦春馬さんとの共演。先日少しお会いしたのですが、何て純粋な方なのだろうと、一目で分かりました。春馬さんとフィリップさんと、そしてみんなでテネシー・ウィリアムズととことん向き合い、劇場を出る人達が「フゥー」と幸福のため息が漏れるよう、熱い舞台を作っていきたいと思います。

■三浦春馬のコメント
素晴らしい戯曲に挑戦させて頂けること、大竹しのぶさんと共演させて頂けること、とても光栄に思います。
稽古中、一時も無駄にせず、実りのある時間を過ごすと共に、役者として、しっかり勉強させて頂きます。作品を創り上げる一部として、努力して行きたいです。
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