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春の体調不良は自律神経の乱れによって感情にも波を起こします。もしそこに更年期が関わっていれば、長引く不調にも繋がります。身近なツールを使ってこれらを緩和、乗り越えていく方法をお伝えします。現状をとらえ、形の見えない感情を理解するための参考にしてください。
筆者はこのコラムのネタを書き留めるために、画像の方眼ノートを使用しています。淡いイエローにグレーの方眼は目に優しく、罫線のものよりも文字やイラスト、簡単なグラフも綺麗に書けるので、考えをまとめる作業に役立っています。
方眼ノートを数年使用していくうちに、次のような利点に気付きました。
【方眼を使って得られる心理的効果】
いずれも方眼のポイントは「目でみて解る」「収めている」です。
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■ 方眼でイメージして、整える
筆者のセラピールームを訪れる女性は、自分の感情の収め先を悩んでいます。そんな時にすぐに出来る方法として感情を書きとめ、その理解には上記の感覚も活用して、優先順位をつけたり取捨選択作業に役立てています。
また言葉以外にも、方眼上でアートセラピーの色彩表現も行ないます。大人は子供と違って、まっ白な画用紙に「自由に何を描いても良いよ」と言われると枠が外されたように感じ、逆に不安になります。画用紙よりも方眼は色彩と心理を受け止めやすくなり、小さな方眼を利用したり、そのイメージから何かを描き始めることが出来るのです。
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■ 感情と上手に付き合う
冬から春への自然のダイナミズムのもとでは、人は不調を感じやすくなっています。それは日々抱えるものが多いという大人の証でもあります。自分の感情の癖や傾向を知って心地よい時間を増やして行くために、感情の波を枠に収め、整えるという方法を試してみてくださいね。
枠のなかに収められていく感情とその過程で、次第に心穏やかに……。カウンセラーはこの大切で繊細な作業のお手伝いをしています。
自分の人生は、自分自身が創っていくもの。不調のなかにも穏やかで安堵の感情が広がって行くことを感じ、春の第一歩をスタートされますように!
[執筆:桜井まどか(美エイジング(R)心理カウンセラー), 2015年2月25日]
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