実家が養鶏場であり鶏の事についてはとても詳しいですが、成績が悪くクラスメイトも承知しているので、何かに首を突っ込もうとすると必ず誰かに止められます。最初は勇吾に勉強を見てもらっていましたが、勇吾が忙しい様子を見て勇吾に頼らずに自分で頑張ってみるなど、人に頼らず自分で考えようとする行動も。基本的にはお馬鹿さんなようで、それは本人も少なからず自覚しているようです。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■意外に器用
勇吾が拾った捨て犬の餌をどうしようか?と考えていた際に、首輪に「おやつ代」と書いた募金箱を装着させて色々な人からお金を入れてもらったり、その犬に芸を叩き込んで荒稼ぎするなど、畜産関連ではそれなりの知恵が出せるのです。「なんでそれを勉強に使わないのか」と言う勇吾の気持ちも分かります(笑)。
■ひそかに役に立っている
勇吾がアキの勉強の為に、兄の慎吾から借りたノートを必死になって読むも字が汚くて解読出来ない!と悩んでいた時、恵次はすらすらと読んでいました。彼曰く、字が汚い者同士は字の崩し方が似ているから読めるのだとか。アキの学力向上に余念がない勇吾にとっては、大いに助かった一件となりました。
■畜産に関して(だけ)は頭がいい!
実家が養鶏場という事もあり、畜産に関してはとても頭が回ります。考えるというより体で覚えた感覚が働いているのだと思いますが、幼い頃から染み付いた畜産の知識や技術に関しては、ずば抜けたものを持っているようです。これも、養鶏場の跡取りとして育てられてきた彼の実家の教育によるところが大きいのでしょう。
■はっちゃけすぎて処分を喰らう
一年の夏休みが終わって、髪型、服装、持ち物などなど、高校生にあるまじき格好で登校した恵次。先生の逆鱗に触れたようで、「停学すら生ぬるい」と処分を下されてしまいます。職員会議で決定した処分は「強制労働10日」。退学すら覚悟していたクラスメイトたちにとっては、ひとまず胸をなでおろした出来事となりました。
憎めないキャラクターで、そのお気楽な性格で皆に愛される恵次。将来のことはあまり深く考えず、敷かれたレールを行けば楽だと考えているようにも見えます。同じような境遇で、進路の問題を抱える仲間もいますが、彼にとってみればとうの昔に解決してしまった問題なのかもしれません。その魅力的なお気楽キャラで、これからも皆を楽しませてもらいたいですね。
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★記者:もんきち(キャラペディア公式ライター)
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