曖昧な記憶を具現化する水野健一郎展『拡散』、FABRICKとのコラボグッズ販売も

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2015年02月26日 21:30  CINRA.NET

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水野健一郎『拡散』展メインビジュアル
水野健一郎の個展『拡散』が、3月6日から東京・原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSで開催される。

1967年生まれの水野は、曖昧な記憶や自意識を具現化し、ドローイング、ペインティング、グラフィック、アニメーションなど幅広いメディアを用いて発表しているアーティスト。様々なジャンルとのコラボレーションも行うほか、映像チーム「超常現象」、美術ユニット「最高記念室」のメンバーとしても活動している。

『拡散』展は、昨年開催された音楽にまつわるイラストレーションに焦点を当てた展覧会『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2014』で、水野が株式会社メディコム・トイの「FABRICK」によるFABRICK賞を受賞したことがきっかけで企画されたもの。会場では、水野の作品が展示されるほか、FABRICKとのコラボレーションによって制作されたオリジナルテキスタイルを使用したプロダクトや、COSMO LIQUIDとの共作フィギュア、同展の開催を記念したTシャツなどの展示販売が行われる。

■水野健一郎のコメント
TVアニメの影響により形成された原風景は時とともに曖昧になりバラバラに分解される。
それらをかき集め、後天的な美意識によって再構築したものを僕はファニークラッシュと名付けた。
その恣意的で散漫なイメージは新たな物語性を身にまとい、メディアの波に乗っかってどこまでも拡散する。
外から内。内から外。
そこに出現したのはシームレスな並行宇宙だった。
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