藤本壮介の試行錯誤と建築の未来像を紹介する個展、約100点の模型の展示も

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2015年03月04日 20:20  CINRA.NET

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Serpentine Gallery Pavilion 2013(イギリス、ロンドン/2013年) ©Iwan Baan
『藤本壮介展 未来の未来』が、4月17日から東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。

1971年生まれの藤本壮介は、2000年に実施された青森県立美術館の設計競技において、国内外の著名建築家やアトリエ事務所など393の応募の中から2位を獲得したことで注目を集め、その後も『モンペリエ国際設計競技』の最優秀賞や、『第13回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展』日本館での展示で伊東豊雄らと共に金獅子賞に輝いた建築家。2013年の『サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン』や武蔵野美術大学美術館 図書館などを設計している。

同展では、藤本がこれまでに手掛けたプロジェクトや、現在進行中のプロジェクトから約100点の模型を、3階の第1会場と中庭にかけて展示。4階の第2会場では、藤本が模索する次の時代へ向けた建築の未来像を示すという。藤本は同展に対して「この展覧会では、過去の代表作や現在進行中のプロジェクトだけでなく、未来に向けた僕自身の現在進行形の試行錯誤を展示したいと思っています」とコメント。なお、4月28日には藤本による講演会が東京・霞ヶ関のイイノホールで開催される。
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