ジミヘン、布袋、民生、miwaらが愛用したギターの名前、わかりますか?

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2015年03月13日 07:42  BOOK STAND

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『ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑』シンコーミュージック
オーケストラの演奏やライブ、あるいは伝統芸能の場などで見かける多種多様な楽器の数々。そのなかには、楽器名がわからず、一体どのような楽器なのだろうと、疑問を持った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 本書『ケータイに便利な世界の楽器詳細図鑑』では、鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器、そして民族楽器や電子楽器まで、その数なんと約350種類もの楽器の情報を網羅。普段よく見かける楽器から、見たこともないような珍しい楽器まで、端的に特徴をおさえながら、イラストつきで丁寧に説明されていきます。

 たとえば、「弦の振動をピックアップ(マイク)で電気信号に変換し、ギター本体と接続されたアンプを介して音を出すギター」として、古くは1930年代の初期に誕生したという、エレクトリック・ギター。

 本書では、ストラトキャスター、レスポール、エレクトリック・シタールと、様々なエレクトリック・ギターを紹介。そのなかには、変形ギターである「フライングV」も。

 フライングVは、ジミ・ヘンドリックスやレニー・クラヴィッツなど時代を越えて有名アーティストに愛された名機。日本のポピュラー音楽シーンでも愛用者は多く、奥田民生さん、布袋寅泰さん、草野マサムネさん、小山田圭吾さんの他、最近ではmiwaさんがNHK紅白歌合戦で弾いていたりと、その特殊な形を実際に目にした方も多いのではないでしょうか。

 そんなフライングVの本書での説明は、以下の通り。

「ギブソン社が製作している変形ボディーを持つソリッド・ギターの一種。逆V字型のボディー形状が特徴で、伝統的なギター形状から大きく異なるこのようなボディーを持つギターは、『変形ギター』と呼ばれる。フライングVは変形ギターの先駆け的な存在。
ソリッド・タイプのエレクトリック・ギターはアコースティック・ギターのように中空ボディーを共鳴させる必要がない構造なので、このような変形ギターが各メーカーから生まれている」

 気になる楽器を見かけたら、本書のイラストを参考に、それがどのような楽器なのか早速探してみてはいかがでしょうか。また逆に、本書を読んでいて気になった楽器があれば、その楽器がどのような音を出すのか実際に耳で確かめてみると、お気に入りの音色に出合えることもあるかもしれません。



『ケータイに便利な世界の楽器詳解図鑑』出版社:シンコーミュージック
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