【アニメキャラの魅力】カラーギャングの元リーダー!黄巾賊将軍「紀田正臣」の魅力とは?『デュラララ!!』

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2015年03月17日 10:10  キャラペディア

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(C)2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ
カラーギャング、ヤクザにチンピラ、闇医者、情報屋。東京池袋には、今日もキレたやつらが集います。一見、人より少しばかり陽気で快活な高校生に見える「紀田正臣」も、彼の意志とは裏腹に、その中に身を置く一人です。今回はそんな『デュラララ!!』の素敵なお調子者、「紀田正臣」を紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■√(ルート)3点なお調子者

 まるで口から産まれてきたと言っても過言ではない程、正臣はよく喋ります。しかし、肝心の話す内容は、セクハラ、寒いセリフにギャグ・・・、その残念さは幼馴染である「竜ヶ峰帝人」からは「√(ルート)3点」と評される程です。

 また、校内の可愛い女子ランキングを作成するなど、女の子にも目がないご様子。後に仲良くなる杏里のことも、一目ぼれだと発言しています。帝人を連れだしナンパに出掛けることもありますが、その戦果は・・・お察しです。

■陽気な仮面の裏に隠す「将軍」としての過去

 一見陽気でおちゃらけた、普通の高校生に見える正臣ですが、池袋の裏事情にやたらと詳しかったり、時折鋭い眼光を見せることがあります。初期の頃からそういった伏線が張り巡らされていた正臣でしたが、アニメ中盤からいよいよその素顔が明らかになっていきます。

 正臣は中学時代、「黄巾賊」と呼ばれるカラーギャングのリーダー「将軍」として、不良たちを束ねる立場にいました。他より少しばかり腕っぷしが強かった正臣が、友人やその友人、そのまた友人の手助け・・・といった具合に喧嘩を繰り返すうち、彼の周りには大勢の人が集まることとなり、中学生にして池袋のカラーギャングとして一大勢力を誇るチームのリーダーとなっていったのです。

 大勢の仲間と、黄巾賊時代に出会った少女「沙樹」と共に、それなりに居心地の良い世界を築いていた正臣。しかしそんな日々も、「折原臨也」という一人の男の手により崩壊を迎えることとなります。

■日常を守るため、再び「将軍」へ

 黄巾賊時代に起きた、とある事件で心に大きな傷を負った正臣は、沙樹と黄巾賊、将軍という肩書きを全て捨て去り、平凡な日常へ戻ることを選びます。幼馴染の帝人との再会、高校での杏里との出会い。三人で過ごす平凡な日常を貴び、二度と裏の世界へは戻らないと心に誓う正臣でしたが、運命は彼に平凡な日常など許してはくれませんでした。

 リッパーナイトの一件で杏里が傷ついたことにより、彼は杏里を、帝人を、3人の日常を守るため、再び「将軍」へ戻ることを決意します。それが悲しい、三つ巴の抗争へと発展していくことを知らずに。

 「竜ヶ峰帝人」とは対照的な「紀田正臣」。その外見や性格は勿論ですが、話が進むごとに、非日常により近い正臣が「平凡」を求め、非日常から遠そうな帝人が「非日常」を求めるという、なんとも面白い関係性になっていることに気づきます。これからの「紀田正臣」から、そして『デュラララ!!』の魅力的なキャラクター達から目が離せません。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:柊723(キャラペディア公式ライター)

(C)2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ

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