ぺヤンヌマキが5人のAV女優を描く『女のみち 2012』再演、初演キャストが勢揃い

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2015年03月26日 20:10  CINRA.NET

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第5回ブス会*『女のみち 2012 再演』メインビジュアル
演劇ユニット「ブス会*」による舞台『女のみち 2012 再演』が、5月22日から東京・池袋の東京芸術劇場シアターイーストで上演される。

『女のみち 2012 再演』は、2006年にポツドールの番外公演として上演された『女のみち』の登場人物たちの6年後を描いた『女のみち 2012』の再演。AV撮影現場の控え室を舞台に、6年ぶりに復帰することになったかつての人気AV女優カスミをはじめ、カスミの仕事仲間だったカリスマレズ女優三代目橘リカコ、人気巨乳女優のルミ、リカコが経営するSMクラブで働くバイセクシャルのカエデ、この撮影のメイン女優で元芸能人のマリナの5人の間に生じる嫉妬や確執と共に、彼女たちが前向きに逞しく生きていく姿を描いた作品だ。

同公演には、初演時のキャストである安藤玉恵、内田慈、もたい陽子、高野ゆらこ、松本まりか、尾倉ケント、仗桐安が全員参加。また、ブス会*の全作品の脚本と演出を担当するぺヤンヌマキは、同作でも演出と脚本を手掛けている。同作の再演についてぺヤンヌマキは「ベースはあくまで『女のみち 2012』となりますが、3年経った現在の状況なども盛り込みつつ、2015年度版として生まれ変わらせたいと思っております」とコメントを寄せている。なお、同公演の座席は「一般シート」と最前列の「ブスシート」に分かれており、ブスシートのチケットにはポスターが付属する。チケットの一般発売は4月11日からスタート。

ブス会*は、エッセイスト・脚本家・演出家のぺヤンヌマキが2010年に立ち上げた演劇プロデュースユニット。ぺヤンヌマキは三浦大輔主宰の劇団「ポツドール」の旗揚げに参加したほか、ぺヤングマキ名義でAV監督としてもキャリアを持つ。昨年上演された『第4回ブス会*「男たらし」』は『第59回岸田國士戯曲賞』最終候補作にノミネートされた。
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