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“家めし”ならぬ“クルマめし”の時代がくるのかも。
アウディのフラッグシップサルーン『Audi A8』に新たな機能が追加された。日本人ユーザーの満足度を上げる施策のひとつとして考え出されたのだろうか。多くの人が待ち望んでいたに違いにない、炊飯器ユニットだ。
味にもこだわり抜いた炊飯ユニット
『Audi A8』のパワートレインの異なる3.0/4.0に続くラインナップとして、5.5が登場。特徴は、日本の米食文化をオマージュした炊飯器ユニットだ。お気づきだろうか? そう、“ご(5)”+“はん(0.5)”だ。
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『Audi A8』のパフォーマンスを損なうことなく、リヤシートのコンソールボックスに設置された炊飯器ユニットは、自動車としては世界初となるそうだ。
また、ご飯をただ炊けるだけではなく、味への追求も忘れてはいない。羽釜の内部に激しい熱対流を起こすことで、芯からふっくらと炊ける、らしい。好みの炊き加減などは前面のタッチ式パネルで操作可能だ。
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日本をイメージしたイ草のインテリア
食を最大限に楽しむために、車内のインテリアにもこだわりを見せている。『Audi A8』の2,990mmロングホイールベースから生まれる広々とした空間に、日本の高温多湿な気候に最適なイ草の畳シートを採用。アウディによれば、「日が経つにつれ、鮮やかな黄金色へと移ろいゆく様もお愉しみください」とのことだ。
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このアウディの斬新な試みが発表されたのは、残念ながら“エイプリルフール”となる4月1日。
現在、次世代エコカーとして各社で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の開発が進められ、クルマでBBQ、災害時の緊急電源など、電気を活用したクルマのコンテンツが日々増えてきている。
となると、こんな“クルマめし”も意外と普通なことになるのかもしれない。はじめは抵抗はあるだろうが……。ちなみに本日中(4月1日)にアウディ正規ディーラーで『Audi A8 5.5』を問い合わせると、先着で特製しゃもじが“本当”にもらえる。