『マイナビウーマン』のイラストコラム「ショップ定員がこわい」(※)によると、「見ているだけで声を掛けられる」、「試着中に外から声掛け」、「購入品をささげ持つようにして店外まで見送り」等、ショップで良くあるシーンが的確に捉えられ、思わず頷いてしまうほど。
実は筆者も、断わりきれず購入してしまったり、帰宅後に手持ちの服と合わなかった等の経験が……。これらの失敗をもとに、心理学を活かした「上手な断り方」をお伝えします。日常のコミュニケーションにも、上手な断り方として応用してください。
■ ショップでの断り方の例
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手を胸元まで上げ軽く手の平を相手に見せ「これ以上は近づかないで」と示し、笑顔で「NO」の意思表示です。心理的な縄張りとしてのパーソナル・スペースを示すことで、店の人もそれ以上は近づいてきません。
丁寧な説明のひと言も添えて視線も軽く合わせ、その場を嫌な空気にしません。
時間がある時はショップのおススメ情報を得るようにします。
ちょっとした気配りですが、店側とお客それぞれの時間と目的を無駄にしません。
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■ 買い物時間を楽しむ
ハイブランドのブティックや老舗ではふさわしいと認められた客に対して、見立てや奥から製品を出して来るという買い物のストーリーがあります。自分を表現したり、感謝の気持ちなどが交錯する大人の会話も楽しむのです。でも、忙しい私達の買い物ではオンライン・ショップで手軽に済ませたい時も。試着も行なうことができ、必要な情報を得たり便利な立地など、気楽に利用出来る店舗がその中間の存在でしょう。
販売のプロからはコーディネートや着回しプラン、小物のあしらい方なども教えてもらい、いわば2つ目のクローゼットやスタイリストとして活用し、コミュニケーションの法則に添って気持ちの良い時間と買い物を。自分の魅力を引き立ててくれる物・助けてくれるようなお気に入りを手にしていきましょう!
[執筆:桜井まどか(美エイジング(R)心理カウンセラー), 2015年4月4日]
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【参考】
※ 『マイナビウーマン』「【イラストコラム】ショップ店員がこわい」2014年12月31日
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