新社会人のクルマ選びは、すでに次世代へ

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2015年04月04日 17:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

インターネット・マーケティングサービスを手掛けるライフメディアが、全国の新社会人男女約1,200名を対象とした「車選びに関する調査」を実施した。

その結果、車の購入に興味がある新社会人は54.8%と半数以上を占めており、「燃費の良さ」や「減税」など、維持費で有利なエコカーへの関心が高いことが判明したという。

新社会人の興味の対象はハイブリッド車

新社会人が購入したいと思うエコカーの種別ランキングでは、首位の「HV(ハイブリッド車)」が46.5%と約半数の割合を占める結果となり、2位には「PHV(プラグインハイブリッド車)」が36.6%とHVに迫る勢いでランクインした。

PHVの支持率が高い理由としては、燃費の良さに加えて、バッテリー残量が減ってもガソリンで走れる安心感が大きいようだ。

おりしも今年の4月1日からエコカー減税制度が見直され、HVや次世代自動車のPHV、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)を除く車両の減税割合が大きく目減りするなど、実質的に増税となるケースが増えており、実情に則した選択といえるかもしれない。

TOYOTA_AQUA

また、新社会人が興味を持っている具体的なエコカーでは、トヨタプリウス(HV)、アクア(HV)、プリウスPHVがそれぞれ上位1〜3位を占め、それにホンダフィット(HV)が続いた。

調査に協力した新社会人のなかで、全体の8割以上を占める免許保有者に限定した場合は、プリウスPHVが首位となり、2位がアクア、3位がプリウスの順となる。

HONDA_FIT_HV

数年内にエコカー購入を目指す新社会人はPHVを選ぶ

各車種を選んだ理由については、「デザインが良いから」がトップで、単に燃費の良さだけでなく、デザイン性についてもクルマ選びの基準に置いている様子が覗える。また、今回の調査でPHVに関心を持っている人は、「5年以内に購入したい」と具体的な購入時期を考えている人が多いことも判明した。

新型プリウスが年内に、同PHVが2016年までにモーター走行距離が現行モデルの倍になって登場するとの憶測が流れるなか、新社会人の関心はまもなく世界的なトレンドになると予想されているPHVにいち早く向かっているのかもしれない。

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