【アニメキャラの魅力】宇宙最強の殺し屋！ヤミちゃんこと「金色の闇」の魅力とは？『To LOVEる -とらぶる-』

『To LOVEる -とらぶる-』は、可愛くてセクシーな美少女に定評のある『BLACK CAT』でお馴染みの、矢吹健太朗先生＆長谷見沙貴先生が贈る、主人公「結城リト」を中心に描かれたラブコメ作品です。

　今回ご紹介するのは、宇宙最強と呼ばれる殺し屋「金色の闇」。一見そんな物騒な人物とは思えないほどに可愛らしい少女姿の彼女ですが、その出生には大きな秘密が・・・。そんなミステリアスなヤミちゃんについて語らせて頂きます。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■宇宙最強の殺し屋

　黒に統一された特徴的な服装に長い金髪姿。初めて彼女を見かけた時のリトいわく「ララよりも髪が長いんじゃないか？」。その正体は、宇宙最強と呼ばれた殺し屋「金色の闇」。とある人物？（宇宙人）の依頼により地球へやってきて「結城リト」の抹殺を図ります。しかし、依頼主がヤミに嘘をついていた事が判明し、一旦はリトの抹殺もなくなりました。しかし、ヤミは「依頼を絶対に投げ出すことはしない」と言い、リトを抹殺するまで地球に居続けることになります。

　殺し屋だけに戦闘能力は極めて高く、全身を自在に武器に変えられる力“トランス能力”を持っています。その実力は、デビルーク星王室親衛隊隊長であるザスティンとも互角の勝負を繰り広るほど。ただ、途中でザスティン自身がマンホールに落ちて自滅してしまったため、結局どちらが強いのかは不明ですが。

■好きな食べ物

　初めて食べた地球の食べ物がリトに貰った“たい焼き”で、「地球の食べ物は変わってますね。」とあまり良い反応はしませんでした。しかし、実はどうやら気に入ったようで、その後登場する時はたい焼きを食べていることが多いです。

　美柑に勧められ、結城家で料理をした時には、リトの味噌汁にだけ“たい焼き”を入れるというとんでもない行動に出ます。訳の分からない優遇？に、リトやモモは最初「リトを抹殺するための毒」ではないかと疑っていましたが、実は「食べる相手の事を想うこと」と、彼女なりに工夫した結果だそうです・・・。「特別に用意したたい焼き味噌汁」というワードがツボです（笑）。リトからの「美味しかった」の言葉にとても嬉しがる姿には、普段の無表情とのギャップがあり、とてもとても可愛いです。

■仲間と力を合わせて解決する

　自身が殺し屋という事実。それが彼女の心を苦しめていました。かつて倒したはずの暗殺者に追い詰められ、駆けつけたモモに助けられた事から、“仲間と力を合わせて解決する”ということを学びます。しかし、血で汚れた自分が幸せになれるのだろうか？そう悩むヤミに、リトは「難しく考えないでやりたいようにやるのがいい」とアドバイスします。心のモヤが晴れたヤミは、「やりたいように」というリトの言葉に「やりたいこと・・・あなたを殺します」と言ってリトを焦らせます。しかし、すぐに「嘘です」と。そんな冗談を言えるようになるまで、リト達に心を開いたのですね。彼女たちの友情や努力に感無量です・・・。

■まるで実の姉妹のように

　最初は無感情でいかにも殺し屋と言わんばかりの存在だったヤミ。しかし、リトやララ達と関わる内に、“人らしい感情”を取り戻していきます。特に、リトの妹の美柑と仲良くなっていくのですが、そのまるで本物の姉妹のようなやりとりが微笑ましくて良いのです。リトいわく、美柑はしっかり者であるがゆえに頼られてばかりで甘える相手がいなかったので、ヤミは美柑にとって甘えられるお姉さんのような存在らしいです。美柑がヤミのために、彼女の好きなたい焼きのキーホルダーをお揃いでプレゼントしたシーンは筆者のお気に入りです。余談ですが、ヤミちゃんの人間関係で言うと、モモとの絡みも結構好きです。まだ観たことの無い方は、是非ご自身の目でお楽しみ下さい。


【最新ランキング】アニメファンが選んだ 人気声優ランキング２０１５ ＴＯＰ３０


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：真夏日（キャラペディア公式ライター）

(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴／集英社・とらぶるダークネス製作委員会