『To LOVEる -とらぶる-』は、可愛くてセクシーな美少女に定評のある『BLACK CAT』でお馴染みの、矢吹健太朗先生&長谷見沙貴先生が贈る、主人公「結城リト」を中心に描かれたラブコメ作品です。
美柑はリトのしっかり者の妹で、何かと頼りない兄のためにいつも世話を焼いています。まだ幼く可愛らしい彼女ですが、歳の割には兄のリト以上に落ち着いており、見ようによってはリトが弟で美柑が姉でも違和感がないほど。そんなちょっぴりオトナ?な「結城美柑」の魅力について語ってみます。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■意外とオトナ?
リトやララなどと比べ、外見はずいぶん幼い美柑ですが、リトがお風呂でララに出くわした時に「裸の女がいた!」と言っても「妄想と現実の区別くらいつけようね」と冷ややかに返したり、リトがララの他に春菜にも好意を持たれている状況を楽しんでいたりと、明らかに下の子を見るような目線・・・。まるでお姉さんかお母さんですよね(笑)。リトや春菜の気持ちを汲んで、あえて水族館で二人きりにさせてあげるなど、気配り上手な良い子なのです。
■頼もしい!
ずっと年上の兄よりも頼りになる存在で、料理でも家事でもひと通りのことはなんでもこなします。いち早くララと仲良くなったり、状況の変化に適応するのも得意です。ララとリトと共に買い物をしているところを春菜に目撃された時も、慌てふためくリトに対し、美柑は「ララが帰国子女で案内してあげている」と落ち着いて話を合わせ、春菜に勘違いされないように対応しました。リトも「美柑がいてくれて助かった・・・」と胸を撫で下ろすほどの頼もしさです。
■けれどやっぱり甘えたい
誰とでも仲良くなれる美柑ですが、特にヤミちゃんこと「金色の闇」と親しくなり、結城家へお泊り会に誘うほどの仲良しに。リトいわく、美柑はしっかりしているからよく頼られがちで、周りに甘える相手がいなかったそうです。ちょうどお姉さんくらいのヤミと仲良くなってからは、頼れる相手が出来て嬉しそうです。
普段はしっかり者の妹。しかしやっぱり甘える相手がほしい。本当なら兄のリトがそのポジションのはずなのですが、あまり頼りにならないのでしょう(汗)。「ヤミさんヤミさん」と人懐っこく甘える姿は、歳相応の可愛さで本当に素晴らしいです。ヤミの大好きなたい焼きのキーホルダーを、お揃いで用意してプレゼントするシーンはお気に入りです。兄のリトとの関係ももちろんですが、ヤミちゃんの友人としてずっと仲良しでいて欲しいですね。
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★記者:真夏日(キャラペディア公式ライター)
(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会