スマートフォンよし、タブレットよし、財布よし……。外出時には、忘れ物をしないように鞄に入れっぱなしの物もあるだろう。
そして外出先で気付くのだ。あ、スマートフォンのバッテリーがない! あ、タブレットも。鞄に入れっぱなしで充電するのを忘れていたのだ。しかもモバイルバッテリーは鞄に入れてこなかった。
鞄、そうだ、鞄がバッテリーだってこと忘れてた!
そう、このお洒落なトートバッグ『Leoht』は、バッテリー内蔵の鞄なのだ。しかも『Leoht』は、わざわざ充電しようとしなくても、いつもの場所に置いておくだけでバッテリーが補充されているから、『Leoht』自体の充電切れはまず心配ない。
いつもの場所に置くだけでワイヤレス充電されているトートバッグ
『Leoht』は鞄としてのみでも高く評価できる洗練されたデザインと質感をもっているトートバッグだ。しかし、このトートバッグは、スマートフォンなどのモバイル端末利用者には心強いトートバッグである。
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それは、『Leoht』にバッテリーが内蔵されているからだ。
鞄自体にバッテリーが内蔵されているため、鞄にモバイルバッテリーを入れ忘れるという心配がなくなる。
そして、USBポートが2つ搭載されているため、外出先でも2台のモバイル端末へ同時充電が可能となっている。
また、鞄の内側と外側にLED照明が付いているので、例えば暗いところでも鞄のなかを照らすことができ、探し物がしやすい。こんな便利な機能を、これまで誰も気付かなかったのが不思議なくらいだ。
暗いところで鞄のなかが見えずに苦労したことは、何億人もの人が体験しているであろうにもかかわらずだ。
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外側のLED照明は、お洒落というより、暗い道で車などに自分の位置を知らせる際の安全機能として役立つだろう。
最後に『Leoht』の便利なところは、使わないときには専用のプレートの上に置いておくだけでワイヤレス充電されるということだ。
このことによって、外出するときに充電されていなかった、という心配がなくなるだろう。
『Leoht』の内蔵バッテリーは6,000mAhで、スマートフォンなら3〜4回、タブレットなら1〜2回分の充電ができる。
また、もしも『Leoht』を外出先で充電しなければならないときは、microUSB充電器で充電することができる。
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せっかくバッテリーがあるのだから欲しかった機能
『Leoht』はクラウドファンディングの『Kickstarter』で資金を調達中だが、本稿執筆時点でキャンペーン期間を4日残している段階で目標額を達成している。
今回デザインされたトートバッグもセンスが良いデザインだが、同じ仕組みで様々なデザインや用途のバッグが作られると嬉しい。
あと、欲をいえば、GPSで位置情報が分かったり、スマートフォンとのペアリングで、どちらかを置き忘れたら両方がアラートを鳴らすなどの機能もあればもっと嬉しい。