【アニメキャラの魅力】妹想いの死神ボクサー!ギャップが楽しい「間柴了」の魅力とは?『はじめの一歩』

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2015年04月18日 09:00  キャラペディア

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(C)森川ジョージ/講談社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ
週刊少年マガジンの看板漫画が原作で、アニメは深夜放送でありながら高視聴率を叩きだし、現在第3期まで放送されている『はじめの一歩』。いじめられっ子だった少年「幕之内一歩」が、ボクシングを通じて「強さとは何か」を追い求めていくスポーツ青春ドラマです。今回は、死神の異名をとるプロボクサー「間柴了(ましばりょう)」の恐ろしくも面白い、その魅力に迫ります。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■見た目に反して妹想い

 長身に長い手足、眉毛が太く眼光だけでも人が殺せそうな「間柴了」。何人もの対戦相手を再起不能にし、“死神”と呼ばれて恐れられるボクサーです。しかし、全く似ていない4歳下の妹「久美」を溺愛する良き兄でもあり、そのギャップがとても魅力的なのです。

 久美に思いを寄せる主人公の一歩は、久美と会ってもことごとく間柴に首を突っ込まれ、いつも顔を青くして恐怖におののいています。もはやお約束になっている光景ですが、しかし毎回笑ってしまいます。

■強烈な怖キャラ

 登場シーンで火の玉を背負い、足音はどんな場所でも「かつーんかつーん」、嬉しい時も眉間に皺を寄せて笑いを堪え、その形相は憤怒の如し・・・。その風貌と相まって、怖キャラとして強烈な個性を発揮する間柴。普段周りを戦々恐々とさせている彼ですが、それ故、妹に対しては弱かったり戸惑ったり、時に暴力を振るわれたり・・・、そんなギャップのある日常が、とても新鮮でクスッとしてしまいます。また、鴨川ジムの板垣とも何故か気が合い、ちょくちょく会っている模様。そうした彼の意外な面が現れるたびに、そのギャップに萌えてしまうのです。

 ちなみに、アニメではまだ出ていないものの、勤め先で作られたファンクラブがあり、その名も「地獄会」。間柴にピッタリなネーミングに思わず笑ってしまいますが、このセンスから察するに、職場の皆さんも間柴のキャラを(楽しく?)受け入れているのかな?と嬉しくなります。

■勝利への執念

 そんな間柴は、実は17歳の時に事故で両親を亡くし、身寄りもなく久美と二人で支え合って生きてきた苦労人です。ボクシングも生活の為に始め、技術も強さもありながら反則も辞さないファイトスタイルで、その勝利への執念は尋常ではありません。口から出る言葉も、見た目に違わず暴言が多いのですが、しかしボクシングの真実をついている時もあり、苦労してきた彼だからこその、重みがある言葉です。

 昔は素行が悪かった事もあり、理不尽な仕打ちを受けてきた彼は、どうせ「負けたら人は潮が引くようにいなくなる」と考え、周りに対して頑なな態度をとってきました。しかし、一歩との対戦や周囲の人々の理解から、少しづつ意識に変化が出てきます。ベルトを失ってもなお応援してくれる人々の存在に、その価値観は揺らぎ、ラフファイトにも応じないクリーンなボクシングへと変わっていくのです。と言っても、普段の態度に変わりはありませんが。

■強敵ゆえに物語のキーとなる

 間柴は、一歩や宮田そして木村と、主要キャラとの対戦が多く、彼らの運命を大きく変えてきました。ある意味、木村を男にしたのも間柴だと言えるでしょう。また原作では、久美に手を上げた沢村との死闘も描かれ、本作品の中では異色の試合となりました。

 強く恐ろしく、しかし憎めない間柴。個性的な人物の多い『はじめの一歩』の中でも、特に異彩を放ち、なくてはならないスパイシーなキャラとなっています。作品内で、人間的に成長したキャラとしては1、2を争うと思われる「間柴了」。兄としてボクサーとして、彼が今後どうなっていくのか、まだまだ目が離せません。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:moto11(キャラペディア公式ライター)

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  • じょーじの増長と才能の劣化のせいで全く魅力のないクズキャラと化した(間柴に限ったことではないけど)
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