NASA宇宙飛行士が「GoPro」で撮影!リアル宇宙感が生々しい

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2015年04月19日 08:30  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

『GoPro』で撮影された動画が、世界中からインターネット上に公開され、我々に驚きや感動を与えてくれている。その『GoPro』が、とうとう宇宙で活躍したのだ。

なんと、ISS(国際宇宙ステーション)で活動する宇宙飛行士が、『GoPro』を使って、その宇宙での活動の様子を撮影してインターネット上に公開した。

この動画で、我々は宇宙飛行士の目線で宇宙や宇宙から見た地球を鑑賞することができる。その映像は、本当に宇宙空間にいる錯覚を起こさせるほどに美しい。

最高に贅沢な『GoPro』映像

考えてみれは、宇宙空間で撮影された映像という物は、コストを考えたらどれだけ贅沢な映像かと思う。

考えても計算はできないが、GoProとそれを使って撮影する人間を宇宙空間に送り出し滞在させる費用を考えると、とてつもなく高価な映像が撮影されたことになる。

それだけに、インターネットで公開して世界中の多くの人が見るほど、コストは分散されるともいえる。いや、広大な宇宙を話題にしているときに、実にセコイ考えを披露してしまったようだ。

今回撮影・公開された映像の最大の特徴は、宇宙飛行士の目線あることだろう。人工衛星が機械的に撮影した映像ではない。映像の視点が定まらないときなど、宇宙飛行士が宇宙空間で作業しながら撮影していることがよく伝わってくる生々しい映像だ。


動画を別画面で再生する

それにしても、GoProが、宇宙空間でも使えるとは驚いた。撮影は2015年2月25日並びに3月1日に撮影されたという。撮影者はNASAの宇宙飛行士である Terry Virts氏とBarry Wilmore氏だ。

映像では、宇宙飛行士がISSの外に出て、やがて物資を運んでくる貨物船とのドッキングに備えて、各装置のメンテナンスを行っている。

また、ケーブルやアンテナの設置作業も撮影している。


動画を別画面で再生する

宇宙空間の静寂さを楽しむ

ここではYouTubeにアップされた動画を載せてあるが、Internet Archiveでは、様々なバージョンの映像を見ることができる。

野暮なBGMなど加えていないのがまたよい。映像を見ながら、しばし静かな宇宙空間に思いをはせてみてはいかがだろうか。

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