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フォルクスワーゲンが環境保護キャンペーン『Think Blue』の一環でユニークなリサイクルを開始した。
フォルクスワーゲンが使用済み乾電池回収機を開発
ロシアでは年間1,500万個に上る使用済み乾電池が発生しており、投棄すると1本で20平方メートルの土地を汚染してしまうことからモスクワなどの都市部で問題化しているが、多くの若者がこの事態に無関心なのだという。
![VW_Think_Blue](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/VW_Think_Blue_01.jpg)
そこでフォルクスワーゲンが使用済み乾電池を回収するリサイクル機を開発した。
使用済み乾電池で景品がもらえる
このリサイクル機に乾電池を投入すると景品が貰える仕組みになっており、乾電池2個でフォルクスワーゲンロゴ入りのアンチストレスボール、4個でピュアウォーター、6個でTシャツに交換してもらえる。
![VW_Think_Blue](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/VW_Think_Blue_02.jpg)
早い話がお金の代わりに使用済み乾電池を投入すると商品が出て来るリサイクル目的の“自販機”というワケだ。
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![VW_Think_Blue](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/VW_Think_Blue_04.jpg)
ロシアでは環境保護の観点で乾電池回収ボックスを置いているものの回収率が低く、思うように効果が上がっていないそうで、そこにフォルクスワーゲンが目を付けた次第。
設置後、中には1ヶ月で最大約8,000個もの使用済み乾電池が回収できた自販機もあったとか。
![VW_Think_Blue](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/VW_Think_Blue_05.jpg)
もしかしてロシアは充電式電池市場?
比較的リサイクルへの関心が高い日本では繰り返し使用可能な充電式電池(2次電池)が急速に普及したこともあり、こうした問題はロシアのように表面化していないようにもみえる。
裏を返せばロシアは眠れる“充電池市場”なのかもしれない。