精緻で荘厳な「祭礼の刺繍」の技術やルーツに迫る、展示『超絶刺繍II』

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2015年04月20日 21:30  CINRA.NET

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万屋町傘鉾垂 蛸 塩屋熊吉 1848年復元 万屋通り町会蔵
特別展示『超絶刺繍II−神に捧げるわざ、人に捧げるわざ−』が、6月28日まで兵庫・神戸ファッション美術館で開催されている。

刺繍の中でも特に精緻で荘厳なことで知られる「祭礼の刺繍」に注目した同展は、日本の祭りを代表して『京都祇園祭』と『長崎くんち』にスポットを当て、長刀鉾を飾る豪華な懸装品や長崎刺繍の匠の技に加えて、その技術のルーツや保存に取り組む人々などを紹介。また、ロココ時代のヨーロッパ宮廷で着用された男性の服の刺繍や、金や銀があしらわれたドレス、江戸時代の振り袖や能衣装なども同時に展示される。

なお、同展では実際に刺繍を行うワークショップや、長崎県指定無形文化財である長崎刺繍技術保持者の嘉勢照太による講演会など、様々な関連イベントが企画されている。各イベントの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。
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