同作は、フランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪であるジア・コッポラの長編監督デビュー作。2010年にジェームズ・フランコが発表した『パロアルト・ストーリーズ』をもとに、進路に悩む中で所属するサッカーチームのコーチと関係を結んでしまう優等生の少女・エイプリルと、彼女の同級生で、ある事件がきっかけで失っていた自信を取り戻した内向的なアーティストのテディが次第に惹かれ合っていく様を描く。
内気で繊細な少女のエイプリル役を演じるのは、ジュリア・ロバーツの姪であるエマ･ロバーツ。教え子のエイプリルと関係を持ってしまうサッカーチームのコーチ・ミスターB役には原作者のジェームズ・フランコ、テディ役には、今回が映画初出演となるヴァル・キルマーの息子であるジャック・キルマーがキャスティングされている。また、ヴァル・キルマーも出演しているほか、フランシス・フォード・コッポラも声の出演で参加しているという。さらに、Blood Orangeとしても活動するデヴ・ハインズが、同作のために書き下ろした新曲2曲を含む4曲を提供している。
予告編と場面写真では、サッカーの試合に出るエイプリルや、常識外れの行動をする友達のフレッドとともに憂さ晴らしをするテディの姿、ミスターBがエイプリルにキスをするシーン、夜の街で手を繋いで走るエイプリルとテディの様子などが確認できる。
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