フランソワ・オゾン監督の新作映画『彼は秘密の女ともだち』が、8月から東京・シネスイッチ銀座、新宿武蔵館ほか全国で順次公開される。
『8人の女たち』や『しあわせの雨傘』などの作品で知られるオゾン監督。同作では、平凡な主婦のクレールが、亡き親友ローラの夫で「女性の服を着たい」とクレールに打ち明けたダヴィッドとの密会を繰り返すうちに、自身が女であることの喜びを見出していく様を描く。
夫に嘘をついて「ヴィルジニア」と名付けたダヴィッドと交流を深める主人公クレールを演じるのは『間奏曲はパリで』のアナイス・ドゥムースティエ。クレールの「特別な女ともだち」となるダヴィッド役を『タイピスト!』『スパニッシュ・アパートメント』のロマン・デュリスが演じるほか、『黒いスーツを着た男』のラファエル・ペルソナが出演している。原案はウェクスフォード警部シリーズで知られるルース・レンデル。