ドライバーの眠気やストレスを検知して運転を管理するシステム

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2015年05月21日 06:20  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

アップルウォッチの例をあげるまでもなく、最近は生体情報を活用する例が増えている。ドライバーのストレスや眠気といったものを検知し、ナビゲーションやドライブレコーダーと組み合せることで、より安全かつ効率的な運転を補助する取り組みが進んでいる。

自動車運行管理サービス需要の高まり

長距離バスのドライバーが居眠り運転で大事故を起こすなど、昨今自転車運行管理サービスへの注目が集まっている。居眠り運転を事前に防止するために適切な休憩を促したり、渋滞時は迅速に迂回ルートを案内することが求められている。

東芝が企画・提案した「自動車運行監視・管理等による省エネシステムに関する調査」は欧州を対象とし、予備調査を進めている。

クラウド・ビッグデータ解析との連携

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ドライバーはリストバンド型活動量計を装着、睡眠状況や生体情報とドライブレコーダーで計測した道路交通状況をクラウド・プラットフォームへ送信。複数の自動車から得られたビッグデータを解析し、最適なルートへのナビゲーションを行う。

これには燃費がよいルートの選択や事故率の高いルートを回避といった機能も備わる。結果的にドライバーはストレスフリーで、燃費のよいルートを運転できる。また休憩の指示や睡眠データからシフトの組み換えまで自動的に行うことで、より安全な運行にも寄与するという。

ますます重要になるドライバーサポート技術

今後自動運転技術が進化し、将来的にはドライバーが不要になる時代がくるかもしれない。しかしその時代が到来するまでドライバーは必須である。ドライバーサポート技術・運行管理サービスは悲惨な事故を回避するため、重要性はますます高まるであろう。

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