加瀬亮、宮崎あおい、山田孝之、広瀬すずら17組が松本隆の歌詞を朗読

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2015年05月22日 10:10  CINRA.NET

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『風街でよむ』参加アーティスト
6月24日にリリースされる松本隆の作詞活動45周年を記念するトリビュートアルバム『風街であひませう』の完全生産限定盤に付属するボーナスティスク『風街でよむ』の詳細が明らかになった。

『風街でよむ』は、松本の歌詞を様々な俳優やミュージシャンらが朗読するポエトリーリーディングアルバム。これまでに是枝裕和がディレクターを務めることが明らかになっていた。

今回発表された参加アーティストは、有村架純、井浦新、太田裕美、加瀬亮、小泉今日子、夏帆、斎藤工、斉藤由貴、中川翔子、永山絢斗、東出昌大、広瀬すず、宮崎あおい、薬師丸ひろ子、山田孝之、リリー・フランキーの16組。また、松本自身による“風をあつめて”の朗読も収められる。

さらに、完全生産限定盤には『風街でよむ』に収まり切らなかった約100分間以上のディレクターズカット版を期間限定で試聴することができるシリアルコードが封入。朗読を行った各アーティストによる詞の解釈や、松本の詞について思うことなどを語る是枝と参加アーティストたちの会話を中心とした内容になるという。なお、8月21日と22日には松本の作詞活動45周年を記念するライブ『風街レジェンド2015』が東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される。

■松本隆のコメント
歌詞から曲を取り去り、読まれると、言葉が裸になって立っているような気がした。ぼくの詞が古くならない理由が少しだけ覗ける。年齢や時代や世代をすべて飛び越えた場所にぼくの言葉は存在している。

■是枝裕和監督のコメント
詞は、基本的に朗読する本人に選んでもらいました。最初に録ったのが薬師丸ひろ子さんでした。薬師丸さんが、「いまの自分の気持ちで読んでもいいですか?」と言ったんです。「18のときには、詞が持っている哀しみのようなものに気付かなかった。改めて読んでみたら、こんなに大人の詞だったのかと、30年経ってようやくその意味がわかりました」と。それを聞いて、これは面白い企画だと確信したんです。歌っていた本人が読むのはもちろんですが、若い頃に好きだった松田聖子の曲がこの年になればこんな風に聴こえる、というのは非常に面白い。歌ってそういうものだと思うんです。
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