一目惚れ結婚は離婚率が低い!? 結婚にまつわるエトセトラ

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2015年05月23日 21:01  占いTVニュース

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 結婚は永遠のもの……本来はそうであるべきなのかもしれません。しかし、いきなり結論から言ってしまうと恋愛感情がなくても結婚することは可能なのです。というよりも、世の中には恋愛感情がある結婚よりも、恋愛感情がない結婚のほうが多いのではないでしょうか。親の紹介、お見合い結婚や条件面を重視した婚活カップリングパーティーなどは、まさにそうでしょう。そこで今回は、そんな奥深い「結婚」について見ていこうと思います。


■結婚相手の選び方の決めては身体の相性!?
 結婚相手を選ぶ上で最も大切なのは何かといえば、やはり「身体の相性」。身体の相性がいい相手は、本能(遺伝子)が選んだベストな相手であることが多く、相手の短所も好きになれるケースが多いのです。手をつないだときや相手にふれたとき、なんとなく吸い付くような感じがする、身体を寄せ合ってくっつくとリラックスできるなど、恋愛感情をあまり感じなくても、自然体で肌が合うと感じればそれはベストな相手である証拠です。また、匂いをかいだときにいい匂いだと感じる異性は、相性がいいと言えます。


■一目惚れ結婚は離婚率低し!
 アメリカの恋愛心理・結婚のデータでは、一般的な付き合いで結婚した夫婦は離婚率が40%にも上るのに対して、一目惚れ同士で離婚する夫婦は10%未満だとされます。いろいろな要因や理由から、一目惚れは一時の気の迷いではなく、長続きしやすい形態の交際と言えるというわけですね。一目惚れの場合、大抵はどちらかが熱心に口説くことが多いもの。そうなると、好きな人を手に入れるのに苦労をします。そして苦労して手に入れたものは、そう簡単に手放したくないという気持ちになりますね。これは「所有効果」というもので、自分が持っているものは価値のあるものだと思い込み、捨てたくない心理になるのです。


■恋愛中の男性は分裂病気質と同じ
 独身時代の愛と、結婚後の愛は、まったくの別物です。未婚男性の若い恋愛は、自分がわからないぐらい熱中するほど女性に好意を持ちます。すべてをなげうってでも付き合いたいと思っているのです。感情の波が激しく揺れ動く心理の状態です。でも、同棲や結婚をして1つ屋根の下で共同生活を始めてみると、大抵はその愛が急速に冷めていきます。結婚は愛があればうまくいくこともあることはありますが、実際のところ、もっと大切なのは愛しているかどうかよりも、一緒にいて楽しいか、居心地がいいかという点なのでしょう。「愛がいい関係を作り出すのではなく、いい関係が愛を作り出す」のですね。


■“普通の生活”を望む女性ほど離婚しがち
 女性の多くは、結婚生活に幸福でロマンチックな夢を思い描いています。子どもがいて夫がいて、マイホームを買い、順風満帆に暮らすことをなんとなく思い描いています。しかし、実のところその普通に暮らしていくというのが案外難しいもの。さまざまな障害が立ちふさがってきます。結婚前に過大に期待していた女性ほど、その落差に精神が病んでしまい、「離婚したい」という気持ちがすぐに表に出てきてしまいがち。そのため、女性は結婚後の暮らしに下手な先入観を持たず、シビアな面もあると覚悟をしてから結婚したほうがうまくいくでしょう。


 先住民族の社会では、恋愛結婚を許されていない社会があります。決まっている男性と女性が結婚させられる仕組みになっているのです。しかし、人類学者の調査の結果によると、ほとんどの女性が心理的に極めて安定していて、満足した結婚生活を送っているということが判明しています。選択の自由がない結婚でも、人は十分幸せになれるのです。現代日本は結婚相手の選択の余地、幅が広がりすぎて、逆に精神的に不幸になってしまっているのかもしれませんね。
(脇田尚揮)


>>NEXT:告白されるための行動心理テクニック4選 「私のこと好き?」と聞くのはアリ!


このニュースに関するつぶやき

  • とは言え結局はどんなカタチの恋愛でも、とっかかりは《一目惚れ》だと思うからなぁ(※『はじめて会った時から素敵だと思いました』的な)。出会い→スピード結婚のパターンなら該当するかも知れないね。
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