![](https://news-image.mixi.net/article/218/218_20150524_105847_006.jpg)
2015年5月20〜22日、幕張メッセで第一回国際ドローン展が開催された。
技術系国際ドローンイベント
モータ技術展、電源システム展など、複数の展示会を集約させたTECHNO-FRONTIER 2015の一環であり、会場には多くの技術者が訪れた。そのなかでもドローンの注目度は高く、どのブースも賑わっていた。
ドローン=無人機のことであり、無人地上車両などもそのカテゴリに含まれる。しかし一般にドローンといえばマルチコプターのことを指すケースが多く、実際にクアッドコプターやヘキサコプターの展示が多かった。
![DSC_3754](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/05/DSC_3754-690x459.jpg)
高速で遠距離飛行を目指すドローン
しかしマルチコプターはその形状上空気抵抗が大きく、高速移動は望めない。そこでミニサーベイヤーが試作機体として展示していた高速遠距離飛行型ドローンは、航空機に近いアウトラインをもっている。大型のウィング内と後部、都合6機のローターを組み込んでおり、固定翼機の高速性とヘリコプターの離着陸性を両立。火山活動の観測、洋上監視活動、遠方測量、物資輸送など、遠く離れた位置の観測、撮影を可能とするスタイルを模索している。
目標速度は150km/h、目標飛行距離は100km。このスペックを満たすモデルが開発されたら、輸送市場にも大きな影響を与えることだろう。
|
|