街にでると自転車で颯爽と道路を走る人をよくみかけるようになった。この季節、新緑からの木漏れ日と、爽やかな風を感じながら走るのは本当に気持ちがよさそうだ。
そんなライダーの姿をみて自転車に乗りたいと思う方も多いのではないだろうか。今日紹介するのは、自転車の形をしながら鎖がない不思議な自転車を紹介したいと思う。
再充電が可能な電動自転車
『The Self Charging Electric Bike.』は再充電が可能な折りたたみ式の電動自転車だ。
よくみると分かるように、この自転車には鎖がない。ペダルを踏むことによって後輪部にあるバッテリーが充電され、後輪が走行する仕組みになっている。充電池はリチウムイオンバッテリー。
下記動画を見ていただければ分かるように、電動で動くのでペダルをこぎ続けなくともスイスイ進むことができる。
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ハンドル部に備え付けられたコンピューターにより速さを調整できる。速度は16MPH(時速約14.2キロメートル)まで調整が可能となっている。自転車の速度と地面の傾斜を検知し、上り坂や下り坂になるとギアを自動的に切り替えてなめらかな走行ができるよう電気的に制御される。
タイヤの大きさは20インチ。小さすぎない大きさなので、普段乗るときでも快適な走行が可能になるだろう。なお本体は折りたたみで運搬しやすいようにアルミニウムが採用されてはいるが、バッテリーなどが重いため、本体重量は21キログラム程度となっている。旅行する際に車のトランクに入れて持って行きたいところである。専用の運搬用のカバンも付いている。
ブレーキは制動性の良いディスクブレーキを採用。初心者でも安心してストップすることができるだろう。
日本の公道が走れるかが今後の課題
1回の充電で最大28マイル(約45キロメートル)走行することができる。充電時間は5時間半でフル充電となる。近所の散歩程度に使うのであれば1週間に1回か2回充電しておけばよさそうだ。
カラーバリエーションはブラック、ダークブルー、ライトブルー、ホワイトの4色の中から選ぶことができる。値段は3,800ドル。電動アシスト自転車以上、原動機付き自転車未満といったところのこの車両は、日本の法ではどういった区分になるか微妙なところだが、安全を鑑みるとヘルメットの着用は必須だろう。
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排ガスなどが発生しないので環境にも良いと思われる。日本の公道で走る姿を見てみたいものだ。