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住居侵入や泥棒、強引な訪問販売など、自宅の玄関という場所の安全は多くの人が気を配るポイントである。
最近の住宅の多くはインターホンやTVドアホン、ドアスコープ(のぞき穴)など、自宅の外の様子を確かめる設備が普及しているが、インターホンやTVドアホンは取り付けに資格が必要な場合もあるので、後付けが難しく、のぞき穴は視界が狭かったりとデメリットがあることも事実だ。
そんな中、海外で発表された“スマートドアスコープ”が、簡単に玄関周りの安全を強化できると話題になっているようだ。
かぶせるだけでセキュリティを強化
そのアイテムは『Peeple』というもので、現在海外のクラウドファンディングの『Kickstarter』にて出資を募っている。
内部にはカメラとバッテリー、加速度センサーとWi-Fi機能が内蔵されており、『Peeple』のカメラ部分をドアのドアスコープに被せるだけで使用が可能となる。
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また、ドアスコープだけではなく窓に直接貼り付けることもできるので、玄関だけではなく裏庭やベランダなどのセキュリティーにも役立つような仕組みとなっている。
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主な機能をご紹介しよう。
まず誰かがドアの前で物音をさせたり、ドアを開閉させたりすると『Peeple』のセンサーが反応しカメラが起動する。記録された映像は、Wi-Fiを介してユーザーのモバイルデバイスに送信されるので、ユーザーは専用のアプリでその情報を確認することができるという。
『Peeple』の内蔵バッテリーは約半年間使用可能で、カラーは3色用意されている。
このアイテムが普及することでどんな効果が期待できるか
この『Peeple』は、資格を持っていなくても取り付けが可能。ドアや窓を加工できない賃貸の住宅でも気軽に取り付けることができるので、もし普及すればより多くの人が住宅のセキュリティーを気軽に強化することができる。
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また、外側の物音だけではなく、ドア内側の開閉にも反応するので、子供が知らない間に外にでて迷子になってしまったというようなトラブルも防げる可能性が高くなるだろう。
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この『Peeple』は現在、もうすぐ目標額に到達するほどの出資を得ており、製品化の期待が高いことがうかがえる。
防犯に繫がるアイテムのアイディアはいくつあっても足りないので、今後も『Peeple』のような物がどんどん増えていくことを期待したい。