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シャトル型や使い捨てのカプセル型など、これまで様々なタイプの宇宙船が開発されてきたが、最近、カリフォルニア州の惑星協会が新たなタイプの宇宙船を開発したようだ。
それは、太陽光のみで動くヨットのような宇宙船で、惑星間の航行に適しているなどの理由で話題となっている。
プロジェクトの資金は“まさかのあの場所”で調達
まず、このプロジェクトが話題となっている理由は宇宙船の技術がすごいということだけではなく、クラウドファンディングで出資を募るという、宇宙関連のものでは珍しいアプローチを試みているという点も要因の1つとなっているようだ。
出資を募集しているのはこの『LightSail』という宇宙船で、宇宙空間では厚さ4.5ミクロン、32平方メートルの帆を展開し、太陽光受けてヨットのように宇宙を進む仕組みとなっている。
シャトルのように瞬間的な加速はできないものの、時間を掛けて長時間加速し続けることができるので、最終的には高速の域に達することができるという。
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出資者には宇宙船がプレゼントされるのか?
クラウドファンディングは通常では出資者にプロトタイプの製品などがプレゼントされるというパターンが多いが、残念ながらこの宇宙船はどう考えてもプレゼントのしようがない……。
しかし、小額の出資ではワッペンやポスターといった惑星協会のグッズが貰えて、高額な出資では打ち上げの際のイベントに招待されたり、宇宙船に出資者の名前が記載されるなど、お金に代え難いものが得られるという。
このように夢を職業にした人が、その職業に就きたいと思っている人にもプロジェクトに関わってもらうということは非常に新しい試みだと言える。
今後クラウドファンディングでは、著名人が自らのプロジェクトに参加してもらう形で出資を募るということが増えていくのかもしれない。