熱中症対策は大丈夫？「対策はしていない」人は約4割も！

　気温が上昇し、陽射しも強くなるこの季節。梅雨が明ければ本格的な夏到来です。この時期、注意しなくてはならないのが熱中症。めまいや頭痛、吐き気だけでなく、ひどくなれば死に至ることも。熱中症にならないためには、きちんとした対策が必要です。

　そこでキリンビバレッジ株式会社が全国の10～60代の男女4,966人に、熱中症対策に関する意識調査を実施しました。その結果、8割の人が対策の必要性を感じている一方で、4割以上の人が具体的な対策をしていないということがわかりました。

　「対策をしている」と答えた人では、水分補給をしている人は9割以上に達したものの、塩分補給をしている人は約半分という結果に。熱中症対策では、水分と塩分の補給が重要ですが、水分と比べると塩分補給については、意識が希薄であることがうかがえます。

　水分だけではなく塩分を補給するには、熱中症対策食品・飲料を摂取することが効果的。それでは、熱中症対策食品・飲料のどんなところが改善されれば、もっと手軽に利用されるのでしょうか。「熱中症対策食品・飲料に期待すること」を尋ねました。

　結果は「携帯に便利」「値段の安さ」「おいしさ」が上位3位に。また、「楽しい対策があれば試してみたい」「おいしい対策商品があれば試してみたい」という傾向も強く、「楽しい」と「おいしい」が対策を実践するときのポイントになっているようです。

　夏を楽しく過ごすためにも、飴やドリンク、食生活や服装など、自分に合った楽しめる対策法を見つけていく必要があります。最近は、ドラッグストアやスーパーでも熱中症対策コーナーが設けられています。一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。（月乃雫）

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