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最近海外では“スマートハウスの簡易版”とも言える、家庭の様々なものをデバイス上でコントロールできるアイテムが続々と開発されている。
そんななか、海外のクラウドファンディング『Indiegogo』では、家庭の電力使用状況を1台のデバイスで確認することができる『Ecoisme』というアイテムが発表されているようだ。
家の節電を強力にサポート
『Ecoisme』の主な機能を説明しよう。
![Ecoisme (2)](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/Ecoisme-2.png)
まず、『Ecoisme』をコンセントと家庭の主電源の部分に接続し『Ecoisme』のアプリを起動すると、家電の認識画面が表示される。
そこでよく使用する家電を認識させれば、世界中のどこからでもアプリやソフトを使って電力の使用状況を確認することができるという。
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![Ecoisme](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/Ecoisme-690x388.jpg)
特に便利なのはアプリの通知システムで、部屋の電気が消えているのにその部屋で多くの電力が使われていればユーザーのスマートフォン等にアラートが通知される。
家電の名称を登録しておけば「誰の部屋のどんな家電のスイッチが入っている」という具合に詳しく知ることができるので、電力の節約に非常に役立つアイテムといえるだろう。
![Ecoisme (2)](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/Ecoisme-2-690x388.jpg)
収集されたデータはアプリだけではなく、PCやタブレット上でも管理することができるので「誰の部屋のどんな家電が一番電力を使用している」といった詳しいデータまで確認することが可能となっている。
『Ecoisme』にはどんなメリットがあるのか
このアイテムは節電に役立つだけではなく、住宅のトラブルを回避することも可能になるかもしれない。
例えばアイロン等の熱を持つ電化製品が、誰もいない家で付けっぱなしになっていたら火事にまで繫がってしまうかもしれないが、このアイテムはどこにいても通知を受け取ることができるので、そういった危機を回避できる可能性を高くすることができる。
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『Ecoisme』は既に希望額を上回る出資を得ており、このアイテムに対する期待が高いことが伺える。
仕様を考えると今のところ日本では使用できそうにないが、手軽にデータ収集できる点は魅力なのでぜひ製品化に至ってほしいところだ。