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米テキサス州オースティンに拠点を置く『Austin Electric Power Sports(AEPS)』が排気ガスを一切出さない環境に優しい手頃な価格の電動バイクをテーマに『ATX 8080』を開発した。
「one DRIVE」システム搭載
『KLD Energy Technologies』社との技術提携により、画期的な『one DRIVE』システムを搭載。
![KLD_in-wheel_motor](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/KLD_in-wheel_motor.jpg)
モーターの磁気損失を動作範囲全体に渡って低減することで通常の2倍のシステム効率を実現しており、200Nmもの高トルクを発生する。
ユーザーが『ATX 8080』を購入後にモア・パワーを望んだ場合、モーターにブロック式のステータを追加することで更なるパワーアップが可能。
![Stator_Removal](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/stator_removal.jpg)
駆動力伝達用のチェーンは無く、ホイールをダイレクトに駆動するイン・ホイールモーター方式を採用、駆動損失を排除している。
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最高速度80km/h!
KLD開発の『one DRIVE」』システムはメンテナンスフリーで、熱さ、寒さ、集中豪雨、埃や砂嵐などの極端な条件にも適応するそうだ。
![Austin_ATX_8080](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/Austin_ATX_8080_05-690x513.jpg)
前後輪にディスクブレーキを装備、120kgの車体を最高速度の80km/hまで引っ張る。
搭載バッテリーの容量は3.14kWh(48V)で、一充電での航続距離は約80km、約2時間で80%の充電が完了する。
![Austin_ATX_8080](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/Austin_ATX_8080_08.jpg)
『AEPS』は6月末に『ATX 8080』を500台限定で発売する計画。
『one DRIVE』システムを搭載した『ATX 8080』はシンプルな構造ながらも高性能な次世代の電動バイクと言えそうだ。
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