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もし、誰かの自転車が走行中に壊れてしまったらあなたはどうするだろうか?
大型の乗用車やルーフキャリアを搭載した車があればそのまま持ち帰ることができるが、そういったものがなければ軽トラックをレンタルして運ばなくてはいけなかったりと、大変な労力が必要となってしまう。
しかし、海外ではそんな緊急時に便利な“世界初の空気式ポータブルサイクルキャリー”が発表されたようだ。
自転車にも積めるコンパクトさ
そのアイテムは『TrunkMonkey』という空気式サイクルキャリーで、海外のクラウドファンディングサイト『Kickstarter』にて出資を募っている。
![trunkmonkey4](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/trunkmonkey4-690x414.jpg)
『TrunkMonkey』の使用方法をご説明しよう。
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専用のバッグに入った『TrunkMonkey』を取り出し、車のシガーソケットに電源ケーブルを接続する。すると『TrunkMonkey』がどんどん膨らんで行くので、車に装着し自転車を取り付けるだけの簡単な作業となっている。
![trunkmonkey3](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/trunkmonkey3-690x388.jpg)
専用のバックにしまった『TrunkMonkey』はペットボトルほどのコンパクトなサイズに納まるので、自動車に備えておくだけではなく、自転車のホルダーにも装着可能。
また、このアイテムはほとんどの車種に取り付けができるというから驚きだ。
自動車のアイテムを自転車が装備するという新たな発想
このアイテムで一番画期的だと感じたポイントは“自動車だけではなく自転車にも積める”という点。
本来は運ぶ側の自動車がサイクルキャリアを備えているものだが、運ばれる側の自転車が持つことで、役立てる機会も増やすことができるだろう。
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この発想はサイクルキャリアだけではなく他のアイテムにも活かすことができるので、今後は『TrunkMonkey』のような「緊急時を想定したどこでも持ち運べるアイテム」が増えていくかもしれない。
![trunkmonkey](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/trunkmonkey.jpg)
この『TrunkMonkey』は現在、希望額を大幅に上回る出資を得ており、製品化への期待の大きさが伺える。
日本では海外以上にコンパクトカーが普及しているので、もし製品化されれば人気アイテムとなる可能性も秘めているだろう。