相撲部員が歌って踊る、リン・ユーチュン主演のドラマ『どす恋 ミュージカル』

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2015年07月10日 18:20  CINRA.NET

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『どす恋 ミュージカル』 ©BeeTV
ドラマ『どす恋 ミュージカル』が、7月12日からdTVで配信される。

同作は、監督作『太秦ライムライト』が昨年カナダ・モントリオールで開催された『第18回ファンタジア国際映画祭』最優秀作品賞に輝いた落合賢監督の新作。落合監督が長年映像化を希望していたという相撲をテーマに、歌やダンスを取り入れたコミカルなミュージカル作品になっている。

物語は、太っていることを理由に大学でいじめに遭っている台湾からの留学生・呉竜司を主人公に、相撲部の主将・玉木光太郎に助けられて入部することになった呉が、ある事件をきっかけに退部に追い込まれ、相撲部への復帰をかけて光太郎との立ち合いに挑む、という内容だ。

主人公の呉を演じるのは、日本のテレビ番組の「採点カラオケバトル」で注目を集めた台湾出身の歌手リン・ユーチュン。さらに、駒木根隆介、ぎたろー、渡辺哲らがキャストに名を連ねている。また、ダンスシーンの振付は、AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”の振付でも知られるパパイヤ鈴木が担当し、相撲の所作を取り入れた独特のダンスになっているという。主題歌はTRFの“EZ DO DANCE”となる。

日本のドラマに初出演するユーチュンは、「最初ミュージカルのオファーが来た時、しかも自分は主役だとわかった時、とてもワクワクして嬉しかったです。でも、台本を読んでみて相撲部の部員を演じるために身体の露出が多いとわかり、ちょっと『えーーー!本当!?』と思いました」「初めて、私の演技、歌、そしてダンスをご披露できるドラマなので、とても新鮮でチャレンジングなドラマだと思いました。いろいろ考えた末に、出演することを決めました」と同作への出演オファーを受けた感想を明かしている。

また、5年ほど前から相撲を題材にした作品の構想を始め、相撲部屋でのインタビューなどを行っていたという落合監督は、相撲をミュージカル化したきっかけについて、「休日はどんな過ごし方をしているのですか?という質問に、カラオケでストレス発散するという力士の方が結構多くて、まわし姿で歌って踊ったらすごい迫力の映画になるな、と思ったのがきっかけです。相撲という日本文化をただ世界に発信というのではなく、相撲のミュージカルだからこそ、他国では絶対真似出来ないエンタメ作品になったと思います」と語っている。

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